多くの求職者が就職活動にあたって企業のサイトを見ているという今、採用サイトは企業の雰囲気や求めている人物像など様々な情報を伝え、求職者にアプローチすることが出来る重要なツールの1つです。
そのため「どのような採用サイトを作るのか」ということが企業の採用活動に大きく関わってきます。
企業に合った“良い”採用サイトとはどのようなものなのか。
この記事では、採用サイトを作りたいと考えている方に向けて、“良い”採用サイト作りの参考となる事例をご紹介いたします。
この記事を読むとわかること
- 採用サイト制作で「コンセプト」が重要とされる理由
- コンセプトをライティングやデザインへ落とし込む方法
- 採用サイト事例に見る、企業らしさの伝え方
- 求職者の理解を深めるコンテンツ設計の考え方
- 採用課題を踏まえた採用サイト制作の工夫
採用サイト制作の「カギ」となるものとは

採用サイトを作るために重要なポイントと聞いて何が思い浮かぶでしょうか。
良い採用サイトを作るためのカギを握っているのは「コンセプト」です。
デザインやコンテンツはもちろん重要なのですが、その軸となるのが「コンセプト」であり、自社の採用ブランディングに合わせたコンセプトにすることで統一感とオリジナリティーのある採用サイトを作ることが出来るのです。
コンセプトを軸にした採用サイト制作において参考となる弊社事例として、羽田空港サービスグループ様とデンタルプロ株式会社様の採用サイトをご紹介します。
2つの採用サイトの「コンセプト」に注目し、どのようにサイトが作られているのかを見ていきましょう。
羽田空港サービスグループ様 事例

羽田空港サービスグループは、羽田空港を中心に地上における航空業務の支援事業を行っている会社です。
こちらの採用サイトは「羽田で跳ねる」というコンセプトのもと制作されており、このコンセプトは羽田空港を基軸としている企業であることに加えて、採用のターゲットとなる層が若年層や成長志向のある方、チームで何か成し遂げたい方であることをイメージさせるように作られています。
羽田空港サービスグループの採用サイトは、コンセプトを文章に組み込んだライティングが行われている例として参考となるサイトです。
トップページのコンテンツを紹介する見出しや文章をはじめとして、サイト内の文章を読んでいただくと、コンセプトにある「はねる」や「はね」というワードが多く組み込んで作られていることが分かるのではないでしょうか。繰り返し同じワードを入れることにより、サイトを見た求職者に「羽田空港サービスグループ」=「跳ねる会社」というコンセプトに合った印象付けを行うことができるのです。
さらに、「HAS-Gについて」のページにある「“跳ねる人”はこんな人です」というセクションでは、Hospitality・Ambition・Sincereと3つの項目の頭文字が羽田空港サービスを表す「HAS」となっているなど、かなり細部まで羽田空港サービスグループを意識して作られています。
サイトのデザインは、ANA便のサポートに関わっていることからANAのロゴカラーでもある青を中心とした配色で、空をイメージさせる爽やかで明るい印象になっています。
アクセスして一番に目に入るトップのデザインにはアイソメトリックイラストが取り入れられており、羽田空港サービスグループが荷物点検や仕分け、飛行機の洗浄、誘導といった業務を行っていることが一目で分かるようになっており、求職者に対して視覚からも情報をわかりやすく伝えています。
サイト内で右上がりの平行四辺形が多くあしらわれていることにお気づきでしょうか。
これは飛行機の羽をイメージしていることに加えて、右上がりであることから「上昇」や「前向き」といった印象を与えることができるため、デザインに多く取り入れられています。コンセプトを軸にサイトを制作しているため、図形1つにまで意味が込められているのです。
また、他にはない羽田空港サービスグループの採用サイトならではのコンテンツとして「羽田の「跳ね」自己分析テスト」というスペシャルコンテンツが用意されています。15の質問に答えることで、自分に合った「ハネ」ポジションが診断されるというもので、「航空業界で働きたいと考えているけど、どんな職種が向いているのか分からない」といった悩みを解決する羽田空港サービスグループならではのコンテンツとなっています。
企業が抱えている採用に関する課題を解決するというのも採用サイトを作る際に重要なポイントです。
羽田空港サービスグループは「離職率を下げたい」という課題を持っており、それを解決するために作られたコンテンツが「数字で見るHAS-G」にある「メンバーに聞いた⼊社後ギャップ5選」です。
多くの求職者が持っているだろう疑問やイメージに対して、実際に働いているメンバーからのリアルな意見を伝えることで、離職にもつながる入社後の「イメージと違う」などのギャップを減らすことを狙いとしています。
デンタルプロ株式会社様 事例

デンタルプロ株式会社は歯ブラシや歯間ブラシといったオーラルケア商品を扱うメーカーで、「BRUSH UP! 思考を磨け」をコンセプトに採用サイトが作られています。
「BRUSH UP! 思考を磨け」というコンセプトは、採用したいターゲット層が「成長志向を持つ方」であったことから、デンタルプロ株式会社の製品である歯ブラシや歯間ブラシが磨く「歯垢」を「思考」と掛け合わせて作られたものです。
デンタルプロ株式会社の採用サイトは、コンセプトを軸に製品を活かしたコンテンツやデザインの参考となる事例です。
サイト内には「磨く」や「BRUSH UP」というワードを使ったタイトルや内容が多くあるだけでなく、指定の枠内を磨くことで文章が出てくるといったサイトを見ている人の興味を惹きつけるデンタルプロ株式会社ならではのユニークな仕掛けも施されています。
「BUSINESS」のページ内にある特徴を紹介するセクションではこの仕掛けが使われており、それぞれの枠を磨くことで6つの特徴を見ることができます。
サイトのデザインもコンセプトに合わせて、ブラシをイメージさせるようなデザインや動きで作られており、デンタルプロ株式会社のロゴカラーでもある赤と、独自開発技術を使った製品であるデンタルプロブラックダイヤ・デンタルプロブラックシリーズを意識した黒がインパクトのあるサイトとなっています。
デンタルプロ株式会社の採用サイトで注目していただきたいポイントがページごとに出てくる「ブラッシュアップキーワード」です。枠内を磨くことでアルファベットが1文字ずつ現れ、8個すべて見ることでキーワードを知ることが出来るというコンテンツです。
なぜこのようなコンテンツを取り入れているのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
このコンテンツはただキーワードを集めてもらうことを目的としているのではなく、エントリーフォームにブラッシュアップキーワードを入力する箇所を設定することで、応募者の方が採用サイトをしっかりと見ているかどうかが分かるという仕組みになっているのです。
ブラッシュアップキーワードはページの下部にあるため、各ページに目を通してもらうことに繋がり、デンタルプロ株式会社を理解した求職者による応募が増えたため、応募の質が高まるという結果を得られています。
他社にはないコンセプトで差をつける

今回ご紹介した2つのサイトはそれぞれの「コンセプト」を軸にサイトのデザインから、ライティング、コンテンツ、サイトの動きなど細部まで考えて制作されており、企業の「伝えたいこと」が伝わるサイトとなっています。
コンセプトに沿って作ることで、統一感とオリジナリティーのあるサイトを作ることができ、採用ブランディングの強化にもつながります。
しかし、軸となるコンセプトを作り、ライティングやコンテンツ、デザインにそのコンセプトを取り入れた採用サイトを作り上げるというのは簡単な事ではありません。
採用サイトにおいて重要となるのが「魅力的」かつ「個性的」な採用サイト制作をすることです。コンセプトがありきたりなものでは、魅力的で個性的なサイトを作ることが難しくなります。
当社プラットインは、企業の特徴やターゲットを分析して他社にはないコンセプト、その企業だからこそのコンセプトを作るということから、それを軸にしたサイト制作におけるライティングやデザインまで、採用サイトに関わるすべてを得意としております。
多数の採用サイトを制作してきた実績と、培ってきたWebマーケティング能力で、他にはない差別化された採用サイトをご提案することが出来ます。
お問い合わせは、コチラをクリックしてください(もしくは右上の青色の「お問い合わせ」ボタンを押してください)。
当社は自社内に優秀なWebデザイナーとエンジニアとディレクターが在席しています。そのため、採用視点とマーケティング視点、さらに採用ブランディング観点に基づいた効果性の高い採用サイトの制作ができるのです。
自社ならではのコンセプトを軸に、企業に合った“良い”採用サイトを制作したいとお考えの場合はプラットインにお任せください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
よくある質問
採用サイト制作で重要なポイントは何ですか?
デザインやコンテンツだけでなく、採用ブランディングに沿った「コンセプト設計」が重要とされています。コンセプトを軸にすることで、サイト全体に統一感やオリジナリティを持たせやすくなります。
採用サイトにコンセプトを取り入れるメリットはありますか?
企業の特徴や求める人物像を求職者へ伝えやすくなる点がメリットです。デザイン・文章・コンテンツに一貫性を持たせることで、企業イメージの印象付けにもつながります。
採用サイトで他社との差別化を図るにはどうすれば良いですか?
自社ならではのコンセプトをもとに、ライティングやデザイン、コンテンツ設計まで一貫して作り込む方法が紹介されています。企業独自の特徴を表現することが差別化につながります。
採用サイトに診断コンテンツを入れる効果はありますか?
求職者が職種理解を深めたり、自分に合う働き方を考えたりするきっかけになる場合があります。企業理解を促すコンテンツとして活用されるケースもあります。
採用サイトで応募者の質を高める工夫はありますか?
サイト内をしっかり見てもらう導線や、企業理解を深める仕掛けを取り入れる方法があります。企業への理解度が高い状態で応募につながることが期待されています。
この記事を書いたライター
監修:高田隼渡
プラットイン代表