就活コラム

就活でお金がない?!就活に必要な平均金額と内訳

2021/11/18

Column

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1.就活費用トータル平均は?

なんとお金をか切り詰めたいところですが、なかなかケチれない部分は実はここです。

  • 通信費:履歴書の送付、WEB回線料
  • 書籍代:SPIなど筆記試験対策用参考書購入代、新聞購読料など
  • 講習代:就活対策セミナーなどの受講料
  • 諸経費:履歴書用写真撮影費用他

交通費に比べれば、それほど額は行きませんが、合算で、2万~3万円が平均です。

平均総額全体における割合としては、1割強といったところですね。

 

いかがでしたでしょうか。

就活をしていると時間に制限がつき、アルバイトする時間も減るため、収入より支出がどうしても増えます。

しかし、ここ数年、就活が短期化したことや、WEB面接が導入されたこと、また、交通費や宿泊費を支給する企業の増加から、就活費用は減少傾向にあります。

最低限、10万円は用意しておいた方が安心ですが、書籍については先輩から譲ってもらえれば、新たに購入しなくて済みますし、各企業の制度を確認して交通費支給があれば利用することで節約が可能です。

就活とは、将来を決める大切な活動です。

そんなときに「お金がない」ことで、進みたい道をあきらめなくて良いように、事前準備と情報収集を念入りに行って、就活を成功させてくださいね。

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2.身だしなみ料は、平均総額の約3分の1

2018年7月に大手求人サイトマイナビでこんなデータが発表されました。

「就活費用のトータル平均は10万6,647円」

「10万円?!」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。

が、このデータは就職活動解禁となる3月から、選考が本格化する6月までの4か月間を対象にしたデータのため、もっと前倒しで活動をしていた場合を考えると10万円はむしろ少ないと言えます。

少なくとも13万~15万円は見ておくべきでしょう。

 

また、大都市在住の学生に比べ、地方の学生は、5万円~10万円以上余分にお金がかかっており、その辺りも加味して考えると、就活費用のトータル平均は15万円ほどと考えられます。

それにしても一体、なににそんなに費用がかかっているのでしょうか。

詳しく見てみたいと思います。

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3.交通費、宿泊費は、平均総額の約2分の1

就職活動を始めよう、と思ったら、まずなにを買いますか?

はい、リクルートスーツ、そしてスーツに合う靴とバッグですね。

学生の頃はかっちりとしたスーツを着る機会もそうそうありませんし、就職活動を始めるにあたって用意される方がほとんどではないかと思います。

ではスーツにどれくらいお金をかけるのが普通かと言うと、スーツと言っても、ピンからキリまであるので一概には言えませんが、1万円~3万円の間でそろえる方が多いようです。

着る機会が多くなり、肘がすれててかってきたり、パンツが汗じみたりしないよう、2着用意する方も多いですから、衣装代として5万円はあった方が良いでしょう。

平均総額から考えると約3分の1の金額が、初期費用にかかっている計算になります。

 

また、特に男性は就活の現場において短髪が一般的ですので、散髪代も毎月地味にかかってきます。

髪色が明るすぎれば黒髪に戻す費用も必要になるため、初期の身だしなみ費用は少なくとも5万円~6万円はかかると想定しておくことをオススメします。

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4.通信費、書籍代、講習代は、平均総額の1割強

就活費用のうち、半分を占めているのが実はここです。

こればかりはケースバイケースなのですが、選考は一度で終了するとも限りません。大手企業となると、三次、四次選考まであるのも当たり前だったりします

一回一回は1,000円程度の交通費しかかからないような状況でも、ちりも積もれば山となる、で、気が付いたら、7万円くらい行ってしまった、となるのがこの交通費なのです。

 

また、都市部ではない、地方の就活生の方は、地元だけでなく、東京、大阪、名古屋と言った都市部への就職も視野に活動をされている方が多く、新幹線代や飛行機代が都心部の就活生より余分にかかってしまいます。

また、遠方であればあるほど、採用の段階によっては地元に戻るより宿泊しての活動の方がタイムロスにならなかったり、コストを抑えられることもあって、宿泊費がかさむ結果となっています。

自分の希望企業の所在地や面接回数に左右される部分ではありますが、交通費、宿泊費は総額の半分以上は必要と考えておいた方がよいでしょう。

2021/11/16

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