就活コラム

就活でのエピソードづくり、場面別にご紹介します!

2019/11/05

Column

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1.就活エピソード、ここにあり!~バイト~

普段何気なく過ごしている日常生活には、就活エピソードがたくさんあります。

一人暮らしの日々の献立、居住地の街並みの変化、図書館の本の月々の特集についてなど、特別部活やサークルをしていなくても、就活のエピソードには事欠きません。

ただ大切なことは一つだけあります。

それは「どんなことにも興味を持つこと」です。

多分物事への関心がなければ、エピソードすら作れないと思います。私はある面接で「就活で面白い」と感じたことを聞かれ、就活のセミナーでたまたま後ろに並んでいた初対面の就活生との会話をエピソードとして話したことがあります。

 

あらゆることに対して「興味のアンテナ」を貼ってさえおけば、エピソードはいくらでもできるわけです。またこの「興味のアンテナ」は、社会人になってからも必ず役に立ちます。ぜひ今のうちに身につけておきましょう。

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2.就活エピソード、ここにあり!~部活~

大学で部活動はしていたものの「“平部員”だったから、就活で語ることができるエピソードがないんだけど…」という方は多いかもしれません。“役員”をやっていてもやっていなくても、エピソードはできます!

ここでは役員の経験の有無に関係なく、エピソードを紹介します。

 

1:“役”をやっていた場合
(ここでは私の経験を元に「会計委員」でエピソードを作ります)私は大学の部活動で“会計委員”をしていました。会計委員の仕事は、年に一度の大学全体の部活動会議で、大学からいただける補助金を昨年度から減らさないように大学側や他の部活の方と交渉をしたり、部員の活動費を管理・運用したり、合宿先での会計全般を任されたりと多岐に渡ります。
そのような会計委員の経験から私は、交渉術を身につけたり、部の活動費内で物品購入をするやりくりする難しさを学びました。

 

2:“役”をやっていない場合
私は大学の部活動で、部の運営がうまくいくようにと裏方に徹して役員のサポートをしてきました。
例えば、“部長”のサポートとして、部の雰囲気が明るくなるようにと“盛り上げ役”をかってでたりしました。その結果、部全体が明るくなったと、先輩や後輩、同期からも感謝してもらえました。役員はしませんでしたが、裏方に徹することで「人の役に立てる喜び」や「いろいろな人をまとめる大変さ」を学ぶことができました。

 

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3.就活エピソード、ここにあり!~所属学科~

おそらく大抵の方は、一度はアルバイトの経験があると思います。アルバイトも就活のエピソードに利用しましょう。

ここではアルバイトの内容別で就活のエピソードをご紹介します。

 

1:塾講師
私は〇年間、塾の講師のアルバイトをしていました。そのアルバイトを通じて私は、コミュニケーションの大切さを学びました。具体的には、塾講師は受講生はもちろん、保護者の方ともコミュニケーションを取る必要があります。
ですから、私は受講生にはモチベーションを上げるための接し方、保護者の方には受講生の成長と成績アップのための改善策を伝える接し方を心がけてきました。その結果、場面や立場に合わせたコミュニケーションを取る方法を身につけることができるようになったと思います。

 

2:販売・接客
私はパン屋で販売のアルバイトをしていました。私がアルバイトをしていたパン屋は、8時から18時まで開店していて、だいたい曜日や時間帯によって来られるお客様は決まっていました。
そこで私はお客様の特徴をいち早く理解し、お急ぎの方には早く正確にお会計をし、買われるパンのパターンが決まっている方には、そのパンが売り切れの場合来店時にお伝えするなど、お客様に合わせた接客を心がけていました。その結果、何事もよく観察をする洞察力が養われたと思います。

 

以降すべての事例に共通することですが、これらはあくまで事例です。

文末後「私はこの経験を貴社で活かすことができると思い志望致しました」と続けるようにしましょう。

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4.日常生活は就活エピソードの宝庫!

おそらく文系の方はなぜその学科を専攻したのかを聞かれることが多いです。なのでそれに対するエピソードを作っておいたほうが良いでしょう。

実際私もその理由は面接に行けばほぼ必ず聞かれていました。しかしエピソードとして話すまでの理由がない…という方がいらっしゃるかもしれません。

ここでは、所属学科の選択理由の有無いずれのパターンでのエピソードをご紹介したいと思います。

 

1:所属学科の選択理由があるパターン
私は国文学科で、現代文学をまなびました。私が国文科を選択した理由は研究したいテーマがあったからです。世間では一時期、国文学科の存在意義が話題になりましたが、私は国文学科にこそ、日本の現在のさまざまな問題を解決できるヒントがあるように感じます。
なぜならば、多くの作家が実際に起こった事件をテーマに作品を作っているからです。ですから私は、国文学科で現代文学を学ぶことで、多角的に物事を見ることができるようになったと思います。

 

2:所属学科の選択理由がないパターン
正直私は受験生のときは、特に進みたい学科はありませんでした。しかし今は、国文学科に進んで良かったと思います。
なぜならば母国語に対する知識のなさを自覚することができ、その結果、大学への進学を機に「学ぶことの本当の意味」を知ることができたからです。

2019/10/29

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