就活コラム

意外と知らない!人事の具体的な仕事内容とは?

2019/10/29

Column

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1.採用に関わる意外な仕事がある

人事の仕事の一つにして、重要な年間行事が「採用業務」です。
新たな人材を会社に迎えるための業務であり、ぱっと思いつくだけでも以下が挙げられます。

  • 採用計画の作成(どの部署に何人新入社員を入れるかなどの計画)
  • 求人票の作成
  • 会社説明会、インターンシップ等の企画
  • 履歴書等、書類受付
  • 面接の日程調整
  • 内定者通知
  • 入社ガイダンス実施
  • 入社式手配
  • ビジネスマナーなど、新人研修の企画、実施

などなど・・・。

これはあくまで大枠であり、一つ一つの業務を細かく見ていくと、実はかなりやることがあります。

たとえば保管履歴書等、書類受付」を見てみましょう。

採用シーズンともなれば、膨大な量の履歴書が郵送されてきます。その送られてきた書類を確認後、関係部署へ配布したり、合否が決定した就活生にはその旨を連絡し、受け取っていた書類を保管、返送、もしくは廃棄をしたりと、書類にまつわる細かな事務業務すべてが人事部の仕事となるのです。

また「面接の日程調整」について言えば、会社の上層部のスケジュールを把握し、面接日程を組むなど、秘書的な役割を求められることもあります。

「会社説明会の企画」にて、大人数の参加が見込まれる会社説明会ならば、社内の会議室では間に合わないため、会社外に別途会場を借りる手配も必要となります。

総合して言うと、就活生と関係部署の間に立ち、スムーズに採用活動ができるよう、橋渡しを行うことが人事の大切な仕事なのです。

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2.社員の成長を促し、正当な評価をする

会社に入って最初に驚くのが「評価制度」というものがあること。

学生時代で言うところの通知表のようなものですね。一年間の実績を見て、翌年度の待遇や、配置などを決定するために導入している企業は多いですがこの評価制度について考えているのが人事部なのです。

 

実際の評価は直属の上司や部署の責任者の方が行うのが通常ですが、人事はその前段階、正当な評価ができるような評価制度を考え、周知するという仕事を行っています。

たとえば、製造部門と事務部門の場合、評価をするための項目は全く同じ、というわけにはいきません。なぜなら、行っている業務の種類が大きく異なるため、それぞれの業務に特化した評価項目が必須となるからです。事務の社員を評価するのに、製造や営業の部門と同じ評価のやり方をしていては正当な評価にはなりません。

人事は、それぞれの部署の特徴を理解し、それに見合った評価の方法を立案することが求められる、というわけです。

また、入社してすぐの新人研修や、管理職に初めてなった方に管理職とはどういうものかを学んでもらう管理職研修、あるいは特定のスキルを磨いてもらうためのスキルアップ講習など、社員の成長を促すための研修を企画、実行するのもまた人事の仕事です。

 

評価制度も、研修も、相手の立場に立ち、多角的な視点が求められる仕事と言えるでしょうね。

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3.お金に関する業務が案外多い

業務の線引きを総務と人事などに分けている企業もありますので一概には言えない部分ではありますが、私の経験から、以下の業務も人事が行っておりました。

  • 給与計算
  • 入社・退職手続き
  • 年末調整業務(税金の過不足を計算し、還付、徴収を行う業務。税理士とやり取りもあり)
  • 社員寮手配

などなど。

社員の「お金」の部分に関わる業務です。特に給与計算は毎月のことですので、締日前後は、人事にとって目まぐるしい時期となります。給与計算と採用業務が重なったときなど、本当に手が何本か余分にほしいと思ったものです。

また、上記の中で珍しい、と感じられる部分としたら「社員寮手配」の辺りでしょうか。

 

私の経験になりますが、遠方から入社された社員の方のために、社員寮として部屋探しを行い、会社が部屋を借り上げ、社員の引っ越しの手配も行う、ということを毎年、一月、二月辺りに行っていました。四月から入居となると競争も激しくなるので大層部屋探しに苦戦したことを覚えています。

社員の生活にダイレクトに関わる「お金」を扱う業務のため、ミスが許されず神経を使いますが、これも人事の仕事の一つです。

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4.人事とは、人を活かし、会社を活かす仕事

人事は正直、大変です。

私が人事を担当させていただいた会社に入る際、人事部の部長にこのように言われました。
「人事は会社のため、時には厳しいことを言わなければならないときもあります。大丈夫ですか」と。

 

確かに、意欲を持って仕事ができていない社員に対して、厳しいことを言わなければならない事態も入社後、経験しました。

さらに部長はこうも仰いました。

 

「人事に必要なのは、その人に寄り添うことです。その人を活かせる道を一緒に探すことです。そのためにあなたのプライベートの時間を少しもらってしまうかもしれない。それでも大丈夫ですか?」と。

 

休日まで人事だから、と駆り出されるのは今の時代には合いませんが、当時は休日でも社員の方からちょっとした相談の電話がかかってくるのも珍しくありませんでした。

それくらい、人事は社員のプライベートに関わる確率が高い仕事なのです。

ですから当然、コンプライアンスに反する行動はしてはなりませんし、社員の模範となるように日々、努める必要もあります。

なんだか窮屈、と思われるかもしれませんが、それでも社員一人一人が活き活きと会社で働いてくれること、人事の仕事はすべてそのためにあると私は思っています。

 

大変かもしれません。でもやりがいはたっぷりあります。この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ、人事の仕事へトライしてみてくださいね。

2019/10/22

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