1.採用に関わる意外な仕事がある
人事の仕事の一つにして、重要な年間行事が「採用業務」です。
新たな人材を会社に迎えるための業務であり、ぱっと思いつくだけでも以下が挙げられます。
- 採用計画の作成(どの部署に何人新入社員を入れるかなどの計画)
- 求人票の作成
- 会社説明会、インターンシップ等の企画
- 履歴書等、書類受付
- 面接の日程調整
- 内定者通知
- 入社ガイダンス実施
- 入社式手配
- ビジネスマナーなど、新人研修の企画、実施
などなど・・・。
これはあくまで大枠であり、一つ一つの業務を細かく見ていくと、実はかなりやることがあります。
たとえば保管履歴書等、書類受付」を見てみましょう。
採用シーズンともなれば、膨大な量の履歴書が郵送されてきます。その送られてきた書類を確認後、関係部署へ配布したり、合否が決定した就活生にはその旨を連絡し、受け取っていた書類を保管、返送、もしくは廃棄をしたりと、書類にまつわる細かな事務業務すべてが人事部の仕事となるのです。
また「面接の日程調整」について言えば、会社の上層部のスケジュールを把握し、面接日程を組むなど、秘書的な役割を求められることもあります。
「会社説明会の企画」にて、大人数の参加が見込まれる会社説明会ならば、社内の会議室では間に合わないため、会社外に別途会場を借りる手配も必要となります。
総合して言うと、就活生と関係部署の間に立ち、スムーズに採用活動ができるよう、橋渡しを行うことが人事の大切な仕事なのです。