1.ずばり、面接の時間帯は合否のキーポイントだった
人事の仕事をしていた当時、部署の中でこんな会話がされているのをよく耳にしました。
- 「今日、面接入ってるんだよね~。夜八時から」
- 「おー・・・遅い時間にお疲れさまです」
- 「今日面接五人あるからね~・・・。八時だと結構くたくたかも」
採用シーズンは特にですが、人事をしていると一日に何人も面接をすることが往々にしてあります。
面接官も人間ですので後半になればなるほど、疲れも出てきます。当然ですが、疲れると判断力が欠けてくることもあり、通常なら気づくであろう求職者のきらりと光る長所を見逃してしまうケースが実はあるのです。
しかも、先の会話を見ておわかりになったかもしれませんが、夜の面接は時間帯が夜である時点で、面接官側からすると「ちょっと面倒くさい」「テンション下がる」と思われるときがあります。
実際に、人事部の部長をされていた上司がよく言っていたのは、「俺、家が遠いからな~。八時からの面接だと家着くの、日付変わっちゃうんだよね」という台詞でした。
求職者側からすると「そんなぁ・・・」と言いたくなるような愚痴ですが、案外、面接する側からすると本音だったりします。
各企業によって違うでしょうが、面接の時間帯のセレクトを誤ると、スタート時点でマイナスイメージを持つ面接官も事実いらっしゃいますので、時間帯は注意して選ぶべきでしょう。