1.昨今のベンチャー企業の特徴
テレビで有名ベンチャー企業を紹介しているのをよく観ますが、どの企業も“カッコ良いオフィスで仕事をしている。”みんなそんなイメージを持っているのではないでしょうか。東京の方ではオシャレなカフェがあるような設備が充実している企業もたくさんあるようです。ベンチャー企業の特色として、「社員たちの個性を尊重する」という考えをお持ちの社長さんが多く、服装やヘアスタイルも自由。また、外国企業のように「業務時間中にシッカリ仕事をして、ムダな残業はせず定時に帰宅。プライベートも大切にできる。」「みんな明るくノビノビと仕事をしている。」そんな印象を受けるのではないでしょうか。これらの表面的なところだけを見てみると、特に若い人であればベンチャー企業への憧れを持って当然だと思います。そもそもベンチャー企業とは、社長を筆頭に数名規模のメンバーで斬新なビジネスを展開する、というものですが、最近では急成長を続け、社員数も数百、数千名単位で上場までし、規模を拡大している“成功企業”もたくさんあります。以前はベンチャー企業と言えば先行き不安定といった印象がありましたが、今では名の通った大企業へ就職するよりも安定の収入が得られる、そんなベンチャー企業もあります。