
1.就活の私服には企業側のこんな考えがある!
まずは落ち着いて企業から送られてきた文面を読み返しましょう。おそらくそこには「服装自由」もしくは「私服」と書かれていると思います。
まず説明会などの案内に多い「服装自由」。こちらは「服装」が「自由」なのですから、もちろんスーツでも良い訳です。ですからスーツを着ていくのが無難。もしその場にスーツを着てきた就活者がほとんどいなくても、間違えた服装ではないから問題はありません。それに対して「私服」とあえて書かれている場合、こちらは企業側の考えを汲み取る必要があります。
「私服」とわざわざ企業が書いてくる理由を考えましょう。その理由として考えられるのは下記の3点です。
- 就活解禁時期は夏場で、そんな中スーツで就活をして貰うのは暑くて大変だろうという会社側の配慮から。
- なるべく就活者にリラックスしてもらい、その本音を聞き出したいから。
- 服装や髪型、カバンやアクセサリーを見ると、その方の“センス”が分かるから。
「1」の考えは、企業側の“就活者への思いやり”ですから、あまり気にする必要はないかと思います。
また「2」に関しては「社会人になるにあたっての就活者の一般常識を見たい」ということなので、一般的な常識を逸脱していなければ大丈夫。
最後の「3」ですが、こちらは次のテーマにつながることでもあります。つまり「3」に対しては、特に女性もしくはアパレル業界や広告関連の企業での面接の場合、「服装とカバンや時計があっているか」「服装と髪型や化粧があっているか」など、細心の注意を払う必要があります。