
1.3か月間、転職できなかった場合支出は?

年齢や経験、希望条件にもよりますが、再就職にかかる期間はどれくらいなのでしょう。どこでもいいからすぐ就職したい、というのならすぐ見つかるかもしれませんが、やはりせっかく転職するなら自分が納得いくまで頑張ってみたいですよね。とはいえ、在職中に転職活動をするならまだしも、離職後の活動となると収入がまったくない状態ですから、精神的にかなりきつくなります。お金がないことは人の心を地味に蝕むものだからです。そうならないためにそもそも1か月どれだけの費用で生活していたのか、転職活動に臨む前に把握しておく必要があります。実際に概算してみましょう。
家賃 70,000円
食費 30,000円
光熱費 10,000円
日用品費 3,000円
携帯料金 5,000円
通信費(自宅ネット使用料)3,000円
保険料(生命保険等)3,000円
国民年金 16,490円
国民健康保険料 16,000円
住民税 10,000円
雑費 10,000円
合計 176,490円
在職中は給与から引かれていた年金や健康保険料、住民税も含めて計算するとこんな感じでしょうか。もっともこれは独身者の場合で、既婚者の方となるとここに教育費やお小遣いなどお子さんにかかる費用も上乗せされてくると思われます。普通に生活していて1か月にこれだけ必要なものが、転職活動が長引けば、×(かける)かかった月数になるわけです。仮に3か月かかったとします。転職したとしても入社して給与が支払われるのに1か月は必要ですから、×4か月となります。そうすると、
176,490円×4か月=705,960円
となります。戦く数字ですが、実は転職活動にかかるのはこれだけではないのです。