1.筆記試験とは何かを知ろう
筆記試験で問われる能力検査は、業務に必要な言語能力が求められる「言語分野(国語、企業によっては英語も)」、計算能力や論理的な思考能力が求められる「非言語分野(数学、企業によっては理科も)」から出題されます。
一般常識は、社会人として知っておかなければならない知識が問われます。義務教育までの知識で解けるような「国語」「数学」「英語」「社会」「理科」の基本科目からの出題や時事問題が出たりします。
基礎学力を問う問題は難しい問題ではありませんが、問題数が多く、時間制限があることから焦って解けなかったり、解き方を忘れて解けなかったりして、対策さえしておけば点数が取れたのに勿体ない…ということもあります。
性格検査で見られるのは人間性(協調性、意欲、行動傾向、思考傾向、コミュニケーション力等)と『ライスケール』いわゆる「どのくらいの嘘をつくか?」といった誠実さです。
性格検査の結果は主に面接や採用後の人事等に利用されますが、ライスケールの数値が高いと面接等の内容の信憑性が下がる可能性があります。企業文化や企業の特性に合わせて回答することも有効ですが、自分をよく見せるために嘘で固めた内容にしないことも重要です。特に「○○をしたことは一度もない」というような極端なものには注意が必要です。