1.電話の掛け方、受け方のビジネスマナー
バイトの応募でも簡単にメールでできてしまう時代なので、企業へ電話を掛けたり受けたりする機会が少ない学生さんも多いでしょう。しかし、社会に出てからも電話の掛け方、受け方はビジネスマナーでも基本中の基本です。この機会にしっかり覚えて企業とのやり取りをスムーズに行えるようにしましょう。
電話をする際は、メモと筆記用具は手元に用意しておきましょう。面接の日時や場所を決めたり、持ち物を説明されたりします。曖昧にして間違えては大変です。電話を掛ける際には、相手の都合を考えてかけましょう。企業によって忙しい時間帯は違います。事前に業界の忙しい時間帯を調べておき、その時間に連絡することは控えましょう。また、始業直後や終業間際なども迷惑になるので控えるべきです。
次に電話をかけたら、挨拶と名乗ることを一番に行い、それから取り次いでもらいましょう。具体的には「恐れ入ります。私○○と申しますが、人事部の○○さまをお願いできますでしょうか?」というような言葉が良いです。いきなり用件をいうのはタブー中のタブーです。気を付けましょう。
電話を受けるときもまず名乗ります。「もしもし。」などはマナー違反です。「はい。○○です」と出るようにしましょう。日ごろから癖をつけとくとよいかもしれません。電話を切るときは、かならず「それでは、失礼いたします。」と締めの言葉を述べてから相手が電話を切るのをまってから通話を終えるようにしましょう。