就活コラム

タイピング速度、スキルをつけて仕事に活かそう!

2017/12/24

Column

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1.何故、スキルアップが必要か

入力作業や資料作成が得意だからと言ってめっちゃ良い仕事に就けたり、儲かるわけではなく、それだけで食べていくことは難しいでしょう。人とコミュニケーションも取らず、ひたすら黙々と入力するだけで地味な作業・・・私は大好きですが、苦手な人にとってはこの上なく苦痛でしょう。

 

ただ、今のご時世、嫌いであろうと、苦手であろうと、パソコン入力、操作がある程度できないと企業へ就職することは難しいかもしれません。ですが、あくまでも私の経験からですが、入力が苦手な人は実は少なくありません。むしろ「嫌い」と言う人が多いでしょう。特にスマホ慣れしている人は「面倒くさい」とよく言います。就職したら、パソコンに関係ないと思われる外回り中心の営業でも日報や資料作成など、少なからず何等かの入力作業は必須ですし、どんな仕事に就いていようと、パソコンを使う業務は何かしら必ずあると言っても過言ではないでしょう。そうなれば嫌い、苦手で逃げられず、やらざるを得ません。

 

もちろん、企業へ就職するだけのためではありませんが、早く、正確に入力できれば、“できること”の分野は広がり、得はあっても何一つ損はありません。ですので、スキルアップのために一度本気で取り組んでみて欲しいと思います。

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2.スキルアップするための第一段階

今はほとんどの職種、業務において、何らかの入力やパソコン操作は必要でしょう。企業側としては、入力や資料作成に時間をかける社員は当然評価しませんし、正確か否か、速いか否かは、仕事ができる/できない、の評価対象となるのです。入社テスト~入社後、入力作業は社会人として評価をされる一つの大切なものなのです。となると、スキルアップすべきでしょう。

 

私の実体験から言うと、スキルアップ方法は唯一、指がキーボードを覚えるまでひたすらパソコンを打ちまくることです。そうすれば必ずブラインドタッチができるようになります。ピアノの練習と全く同じです。体で覚えるしかありません。私は高校生の頃、パソコンができるようになりたくてお年玉を貯めてワープロを購入。そして、教科書や歌詞などなんでも手あたり次第にひたすら1日に何時間も入力をしました。そのおかげで数か月後には余裕でブラインドタッチができるようになりました。

 

もちろん、その頃には入力作業を本職にしようという気はさらさらありませんでしたが、入力が好きと言うことと、入力が速いことは就職のプラスになるであろうと踏んでいたから、独学で毎日練習をしました。実際に多くの企業の入社テストはパソコンを使いますし、例えば、いくら面接結果が良くて、かつ、その他のテストもできたとしても、入力テストの結果によっては、合否を左右するかもしれません。

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3.目指すレベル

多くの人が独学で、自分が打ちやすいようにパソコン入力を始めるので、5本の指を使わない人も少なくありません。速くて、正確であれば良いですが、とは言え、やはりあるべき姿で入力するのが一番効率的ですし、たまに人差し指1本で打つ人がいますが、格好が良いとは言えません。一流のビジネスマンに指1本でパソコンを打っている人はいませんから・・・。どの指を、どのように使うのか。パソコンの導入テキストに載っていますので、まずはそこから始めて基礎作りをしましょう。

 

そして、日本語の「あいうえお」ではなく、ローマ字「aiueo」で打つようにすること。「ショ」や「ニョ」など、慣れないと打てませんからね。次に、ある程度打てるようになったら、まずは500文字打つことから始め、時間を計ること。日商日本語ワープロ検定では、10分間に500文字という基準があるので、そこをクリアするまでひたすら繰り返し、トライしましょう。ここからは私の独自の考えですが、繰り返し同じ文書を打っていると文を覚えてしまい、スキルアップにはなりませんので、新聞、雑誌、もしくは歌詞でもなんでもかまいません。漢字、カタカナ、英語全てが記載してある文がベストです。毎回違うものを入力し、初めて目にする文章を500文字、10分以内で打てるようになると本物です。

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4.さらにステップアップ

さて、wordで文書作成ができるようになれば、次はexcelです。資料作成をはじめ、excelが使えると短時間で計算ができ、それをもとに様々な資料やグラフが作成できる。こんなに役に立つものはありません。

 

ただ、苦手な人が多く、何度教わっても苦手意識からか、なかなか使えるようになりません。私も過去に何人もの人に教えてきましたが苦手な人は嫌々で、最初な何かと理由をつけて練習をスキップしようとします。けれども、こっちが一生懸命になっていると、観念して仕方なしに練習に来るようになってくれ、できることが増えるとだんだん楽しくなるようで、自分から「この資料をもとにグラフを作ってみたい。」なんて言うようになりました。皆、そうやって一般的な関数やグラフ作成まではできるようになり、実際に業務の効率化にもなり、何より本人達は自信が付き、今後生きていく上で大きなプラスになるのではないかと思います。そうなるためには本人の努力が一番ですし、努力すれば必ず最低限のことはできるようになります。

 

私はwordもexcelも全て独学です。繰り返しの入力練習や人が作った資料の計算式を見て、どのようにするか考え、いろいろ試してみて、結果できた時には嬉しいものです。入力作業のスキルアップと言っても、本人の地道な練習しかありません。今、嫌いと思っている人でも、少しずつでもできるようになると楽しくなると思います。たかが入力、されど入力・・・アナタの人生を大きく変えるかもしれません。

2017/12/23

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