就活コラム

働き方改革を積極的にすすめる企業のまとめ

2017/12/23

Column

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1. 企業が積極的にすすめるべき働き方改革の一般的傾向

これから特定の企業に入社を希望する方たちにとって、その企業が働き方改革も上手くいっているのかを見極めるのはなかなか難しいものです。しかし、企業サイトなどを見てみると意外にも見極めの大きなヒントになるものがあって、それは改革前後のビフォーアフターがきちんと公開されていることがポイントとなります。かつて【どのよう】な部分でスタッフに不便を強いていたかの説明と、現在はその部分を【どのよう】に改善してスタッフの労働意欲を改善できたかなど、会社のアピールとして客観的に示されている企業は一般的に改革にも成功している企業です。

 

企業の多くは現状だけを見せて人材確保をすすめたい傾向も強く、改善前の状況を公開するケースは意外なほどありません。逆に言えば、企業サイトを隅々まで拝見する方はそのような企業の本質を見つけやすく、改革に積極的な企業をより絞りやすくなりますので一度チェックにチャンレジしてみましょう。

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2. 意外な働き方改革で職場環境が好転した画期的ケース

労働者はもちろん、経営者も首をかしげることの多い【働き方改革】。まず、企業側がこれをどのように積極的にすすめるべきか傾向を含めて整理してみましょう。働き方の改革という意味において、その企業の経営者が早急に求められるのは、現在会社で行われている働き方はなぜ良くないのかという視点での環境分析です。

 

いわゆるプレミアムフライデーなどの労働者のためのイベントが政府主導で推進されたとしても、現在の傾向としてスタッフが強いられている働き方は仕方がないという判断を経営者が持っているようでは改革のしようもありません。改革をする上でどうすればスタッフが満足してくれるかに着眼すれば、企業ごとに改革すべき具体的なポイントは自ずと洗い出されます。つまり、ほとんどの企業は働き方の改革をするにも経営者が変えたくない聖域を設けていますので、ここをすべてゼロにして抜本的な改革をすすめるスタンスに切り替えるべきです。

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3. 勘違いの働き方改革で人材喪失してしまう残念なケース

働き方改革をすすめた企業のうち、意外でかつ思い切った切り替えをしたところは成功しているところも少なくないものです。彼らは働き方改革イコール働きやすさの回復と認識したケースがほとんどで、その代表的なものに職場復帰サポートが挙げられます。日本人は健康に気を遣うことが多くても、仕事でのプレッシャーや家庭の事情などで突然健康を害することも珍しくなく、このことは企業にとっても経営力低下を招く脅威と言えるでしょう。

 

近年は病気治療や家族の介護などで辞職しなければならないケースが後を絶たず、労働者にとって長期的に働いていく上での大きくて潜在的なリスクとなっています。最近は介護休暇などを取り入れて働き方改革に一定の成果を上げた企業も多いですが、本当に成功している企業はスタッフの病気治療における回復度に応じて職場復帰のための準備もお膳立てしてくれるなどのサポートも導入しているのです。これによって、結果的にスタッフが健康的な理由で離脱をする期間が短くなる効果も見られています。

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4. 社会に求められる働き方改革を実践する企業の見極め方

しかし、残念ながら働き方改革を間違ってしまったことで、結果的に企業にとってダメージになったケースもあります。その失敗ケースとして最も多いのが単純な【残業時間】の削減であり、表面的な残業の削減は結果的に時間当たりの業務負担を増すだけでしょう。多くの経営者は残業を減らせばスタッフは喜ぶし、残業コストも節約できると思い込んでしまいますが、このような状況が続いてスタッフが健康を害して早期退職に追い詰められたケースは数多く存在しています。

 

この残業削減一辺倒の働き方改革に大きく欠けていたのは人材の適材適所であり、その企業の各部署の業務負担に見合った適切な給与体系への改善を伴っていなかったのです。それまで給与の伴わない業務負担に耐えてきた優秀な人材でも健康を害してしまうと退職に発展し、この繰り返しによってその企業では人材が慢性的に不足し始めます。働き方改革の内容の策定は、慎重にすすめられなければなりません。

2017/12/22

プレミアムフライデーは働き方改革になったのか