就活コラム

フリーランスで仕事する上で大切な4つのアドバイス

2017/10/31

Column

01

1.仕事の質を上げる

フリーランスの仕事をする上で大切なことといっても、仕事はいろいろありますので、一概には言えないと思いますが、まず、ひとつ言えるのは、仕事のクオリティを高める、ということです。なにも改めて言うことでもないような基本的なことですね。しかし、若い時は情熱の方が勝っていることが多いですから、自分の仕事に対して、客観的になれないものです。わたし自身も自分の仕事を客観的に見るというのは難しいなと思うことでもあります。

 

そういう時、頼りになるのが他者の目です。友人でも家族でも、誰かに自分の仕事を評価してもらうのです。時には厳しいことを言われるでしょうし、あまり参考にならない時もあるでしょう。けれども、他人の意見を聞く事によって、自分だけの世界で完結していた仕事の質が広がっていきます。わたしはイラストレーターとライターを現在していますが、上記のような事を時々して、自分の仕事の質をブラッシュアップしてきました。

 

わたしのような仕事以外でも、例えばアロマテラピーを個人で経営している人でも、ひとりで仕事をしていると必ず行きづまる時がありますから、そんな時、恥をしのんで友人に声をかけてみましょう。話しているうちに意外なアイデアが湧く事もあります。

02

2.報酬の管理をする

フリーランスで仕事をはじめたばかりだと、なかなか聞けないことのひとつに報酬の問題があります。しかし、ここはちゃんと聞いてから仕事をはじめるようにしましょう。ボランティアでも趣味でもなく、仕事をしている、という自覚が大切です。けれどもここでポイントなのは、報酬に関わらず質の高い仕事をすること。報酬によって手を抜くようなことがあれば、同じクライアントからもう仕事はこないかもしれません。それに手を抜いて仕事をするということが癖になってしまうと、ここ一番という時に力が発揮できないことがあります。日頃から精一杯いい仕事をしていこうと心がけることが大切です。

 

報酬に関わらず精一杯仕事をする、と挙げましたが、あまりにも報酬が自分の仕事量(質)とあっていないときは、思い切ってクライアントに報酬の相談をしましょう。ボランティアでも趣味でもなく、あくまで仕事をしているのだという自覚、また報酬を相談してもいいと思えるような自信も大切です。

03

3.時間の管理をする

フリーランスの仕事で一番いい点をひとつ挙げるとするなら、やはり時間の自由がきくということでしょう。電車通勤もしなくていいですし、友人といつ会っても仕事さえしていれば誰にも文句を言われません。わたしがフリーランスという仕事形態が自分に合っていると思うのはまさにその点です。

 

しかし一人で仕事をしていると、段々時間がルーズになってきて、朝方寝て昼頃起きる、という生活パターンにもなりがちです。夜型の方もフリーランスには多いので、仕事の効率が上がる時間に仕事をする方がいいとは思いますが、できればちゃんと朝起きて、夜寝る、という生活をしていた方がいいと思います。というのは、フリーランスだからこそ、健康管理がとても大切だと思うからです。会社勤めをしていれば自ずと規則正しい生活にならざるを得ませんし、健康診断もあるでしょうし、メンタルヘルスの管理もあると思います。人間の身体はやはり、日光を浴びて朝起き、日が沈んだら寝るという事が自然だというようにできています。それが崩れてくると、メンタルの方から不安定になるといいます。

 

クライアントの対応が夜遅くだから仕方がないという方もいるかもしれませんが、思い切った事をいいますと、自分の健康を害してまで仕事をしなくてもいいのです。そこがフリーランスの強みでもあるのですから。

04

4.営業を忘れない

フリーランスの仕事を自宅でする方は多いと思いますが、気分転換も大切な事です。気分転換のついでと言ったら語弊があるかもしれませんが、時々営業をしましょう。メールや電話だけで仕事が全部済んでしまうのは助かりますが、直に会って顔を見て話をするというのは案外大事なことだったりします。紹介してもらえる機会がれば、新規開拓に外に出てもいいでしょう。時々リフレッシュするというのは大切な事です。そのことでまた仕事への意欲も湧きますし、新しいアイデアを思いつくこともあります。定期的にジムへ行って身体を動かすこともいいかもしれませんし、ライブに行くこともいいでしょう。あるいは趣味に没頭することで、新しい仕事につながることもあるかもしれません。大切なのはライフワークバランスです。

 

わたしごときがフリーランスの仕事について書くのはおこがましいようですが、自分で大切に考えてきたことをご紹介しました。主に自宅でのデスクワーク中心に書いてしまいましたが、健康管理の観点などはどの仕事にも当てはまることではないかと思います。ついフリーだとキャパシティー以上の仕事でも受けてしまいがちですが、それだと質が下がることに通じますから、断る勇気を持ちましょう。楽しんで仕事をすることがなによりも大切なことだと思います。

2017/10/30

フリーランスって何?-仕事を理解する-