就活コラム

公務員は本当に「安定」なのか?

2017/10/04

Column

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1.公務員試験対策は早ければ早いほど有利に!

国家公務員はもちろん、地方公務員に関しても年々試験内容の難度レベルがアップしており、一般的な対策では合格することができなくなってきました。20年前でも既に合格率も30倍近くに跳ね上がる地方自治体もあり、現在ではさらに倍率が上がっている状況なので新卒での入職はまさに競争も熾烈なのです。

 

試験の難度化については単に1次試験つまりペーパーテストだけでなく、2次試験である適性試験や面接などの複雑化も大きく関わっています。地方公務員試験における面接はかつて、1次合格者を最終合格者とする前提での人物確認という性格が強かったのですが、今や1次が【落とすための試験】となっており、2次に入ってからが人物や能力を見極める本番の試験となっているでしょう。

 

つまり、今日の地方公務員対策はペーパー試験対策で済んだ時代とは異なり、自分の持ち味や人間力を面接時にアピールしなければ合格に繋がらない時代となっているのです。

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2.地方によって採用状況や2次試験内容が異なる

また、一般的に地方公務員の採用が国家公務員のそれと事情が異なる点として、必ずしも毎年試験が実施される訳ではないことにあります。地方公務員と言っても各地方にて人口規模も異なり、必要とされる職員数も大きな差が存在しているからです。そのため、ある年には採用があったのにその次の年には採用が行われないというケースも頻繁にあり、試験もタイミングに左右されると言っても良いでしょう。

 

さらに、1次試験は一般的に人事委員会によって進められますので同じであることがほとんどですが、2次試験の内容や採用基準は各自治体によって異なることも少なくありません。既に述べたように2次試験の重要性が一層増している地方公務員採用ですので、ある意味国家公務員以上に2次試験対策は周到に進められなければなりません。最近では自治体によって社会人枠での採用ケースも増えており、新卒よりも中途採用を重視している自治体も実際にあるほどです。

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3.地方公務員としての生活に失望する人も多い?

さて、公務員として見事に採用されれば、現代日本における不安定な雇用の多い中では将来的にも一定の見通しが立てられます。しかし、地方公務員は県や市職員のような組織に広がりのある職場ばかりでなく、役場などの小規模な自治体の職場も存在しているでしょう。小規模な自治体になると人事異動も1つの建物内でしか行われないこともあり、一般的に広範囲での異動を伴う県・市職員と比べると人間関係に悩まされることも多くなるのです。同じ部署内にどうしても性格の合わない同僚がいても3年ほどで人事異動になる状況の中で、大きな組織であれば異動後は顔を合わせないという可能性も高くなりますので開き直って仕事が進められます。

 

その一方で、小規模な職場になると異動後も顔を合わせることが日常茶飯事なので、総じて職員数の少ない自治体になれば常に人間関係を良好にしておく必要がある訳です。このため、地方公務員として勤務する場合、小規模な組織に所属している方ほど閉鎖的な職場状況に失望することも多くなっています。

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4.規模の小さい職場ほど公務員として忙しくなる

地方公務員と耳にすると、【仕事が楽】【仕事のプレッシャーがない】という認識を持つ学生さんも多いのではないでしょうか?最近の地方公務員は1990年代末からの役所における情報公開の流れもあって、忙しさは桁違いに増しています。また、民間企業や金融機関などの接客マナーを取り入れる役所も多く、デスクも銀行のように窓口に向かってデスクがすべて向いている職場も多いものです。

 

このような傾向はいわゆる【住民サービスのレベル向上】の一環で進められてきた中で現れた流れですが、同時に多くの人が想像する地方公務員の職性が昔とは大きく異なってきていることを意味します。さらに、多くの自治体は財政難に喘いでいることから人件費のコントロールは大きなテーマであり、職員1人当たりの業務量は増加の一途です。規模の小さい自治体になれば総合職的な職員が重宝されることも多くなり、地方公務員に求められる姿は大きく様変わりしていると言えるでしょう。

2017/10/03

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