1.なぜインターンに行こうと思ったか
大学3年生になったとたん、「就活」の2文字がちらつきはじめました。漠然となりたい職業はあるけれど、その職業が実際にどんな仕事をしているのか分からないし、なれるかもわからない。そもそも、社会に出ていくのが怖い。そんな思いでいっぱいだった私は、大いに焦りを感じていました。
そんな中、就活説明会でインターンの存在を知りました。話を聞くうちに、最低1つは行こうと決めました。なぜ行こうと思ったかというと、まず、実際に社会人が働いているところを見たかったからです。これから踏み込まなければならない世界に、本格的に踏み込む前の下見のような感覚です。次に、自分の思い描く仕事と現実のギャップを埋めたかったからです。入社してから「思っていたのと違う」と感じて辞めていく人が多いと聞き、今のうちから現実を知っておきたいと思いました。そしてもう一つは、経験が欲しかったからです。
とにかく仕事することに慣れて、焦る気持ちを安心させたかったのです。そんな理由から、私はインターンに行くことを決めました。