就活コラム

求人情報から注意すべきブラックバイトの見分け方とは!【前編】

2017/08/09

Column

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1.ブラックバイトとはどんなバイト?

ブラック企業が求人募集する際、アピールする特徴として「仕事以外」のことを説明しています。

・仕事内容の詳細が全く(ほとんど)なく、「誰でも出来る簡単な仕事」「楽しく稼ぐ」「社会貢献になります」等
・福利厚生や社食等充実していることをアピール
・幹部の年齢、社員の平均年齢が低そう。若いアルバイト風の人たちが多く写っている、イケメンやかわいい子が写っている写真を掲載
・社長や幹部が社員と仲良さげに写っている写真を掲載

 

このように待遇のメリットばかり強調し、社風の良さばかりアピールしているのは、この企業に強みとなる自社製品やサービスがないためです。一般の企業や優良企業は求人を募集する際には、まず「企業が求める仕事」を詳細に説明します。その仕事に適している人材が欲しいからです。またどういう企業かを説明するにしても、自社製品や提供しているサービスを前面に出します。この企業は何をしていて、何を提供するかを明確に伝えようとします。

 

きこえの良いアピールだけをしている企業には中身がない ⇒ 仕事内容があいまい ⇒ ブラックバイトの可能性大 と念頭に入れておいてください。

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2.頻繁に、あるいは通年求人を掛けている

求人サイトを見ると、条件が良さそうなのに「通年」、そうでなくても頻繁に応募されているバイトがあります。それはもしかするとブラックバイトなのかもしれません。常に求人募集をしている理由は、人がどんどん辞めていっているため頭数が足りないためです。採用募集人数が全社員数の30%を超えている場合はブラック企業の可能性が高いとみていいでしょう。

 

こういう企業は上記のように人を人とも思わない、人材を大切にしないため、企業に残るのはわずか2%、100人採用して、98人が退職してしまうという異常事態が発生してしまうのです。そして急募、常時募集の状態になってしまいます。

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3.仕事内容や詳細がなく、待遇のメリットばかり強調

学業に支障をきたすほど、無理を強いられるバイトのことです。企業が学生の本業である学校よりもバイトを優先させようとし、例えば授業時間帯を無視、試験期間中でさえも休みを与えず、強制的にシフトに入れる、バイトとは思えない程のノルマを課す、そうして過度な責任とプレッシャーを与える。「セクハラ・パワハラ・モラハラ」が横行する常識では考えられない世界です。

 

また、バイト代は求められる仕事の対価ではなく、最低賃金以下であり、働いた10分や15分などの端数分の給与は計算されず切り捨てられ、残業代は出ず、サービス残業。ちょっとしたミスや遅刻で時給よりも高いペナルティを課したり、販売担当で商品が売れない場合、バイト自身に買取を強要(自爆営業と言います)させたり、買取させるよう追い込むので給与は雀の涙。退職しようにも損害賠償などと脅し、代わりを見つけるまで辞めさせない。

 

ブラックバイトとはこのように精神的にも肉体的にもボロボロになる可能性が高いバイトです。では、ブラックバイトを避けるための求人サイトチェックポイントをお伝えします。

2017/08/08

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