就活コラム

ここを見ろ!ブラックな企業の見抜き方

2017/06/29

Column

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1.ブラック企業とは?

ブラック企業とは、そもそもどのような企業なのでしょうか。一般的には、社員に違法な労働・残業を強制したり、賃金の支払いを遅らせるなど、従業員を犠牲にして利益を稼ぐような企業だと考えられています。しかし明確な定義があるわけではありません。人の気持ちが重要な評価要因です。

私が就活をする中で、人事の方とブラック企業について語る機会がありました。その方はかつてブラック企業で働いており、常に辞めたいと考えていました。しかし、社員の中には生き生きして、本当に楽しんで働いている人もいたそうです。人によってブラック企業の定義も違いますので、このコラムではブラック企業を、辞めたくなるような問題がある企業とします。

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2.一般の就活生が行う情報収集

多くの就活生は、説明会やインターンに行った後、志望度が高まったと言います。しかし、私はほとんどの場合、志望度が下がりました。それは、会社が出す良い情報に惑わされず、自分の目を持っていたからだと思っています。上で紹介したのはほんの一例ですが、大事なのは自分から情報を掴みに行き、それに意味を持たせることです。ただ会社紹介を受けて「あぁ良かった」という学生が多い中、独自情報を入手し、ブラックな企業を見抜く目は就職後もきっと役立つでしょう。

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3.私が見ている3つの視点

1つめは、まず電話対応を見てください。採用関係の電話を外注している場合は使えませんが、会社に繋がっている場合には使えます。たかが電話、と侮ってはいけません。横柄な態度・話し方、言葉が聞き取りづらい、語彙が少ないなど。話し方は相手の情報をたくさん伝えてくれます。海外では、新聞を朗読させただけで頭のレベルが分かるという研究があるくらいです。電話の奥で怒鳴り声が聞こえるのも、あまり印象が良くありません。

 

2つめに見てもらいたいのはトイレです。小便器の周りに飛沫が飛び散っている、トイレットペーパーを交換していない、手洗い場が水浸している、私物を置いている、などはマナーの良くない社員がいる可能性が高いです。社内を見せてもらえるのなら、社員の机も見てみましょう。好きな人形や家族写真が置いてあれば、趣味や家庭も充実させられることが伺えます。

 

3つめは、社内で感じる雰囲気を直感で判断するのも大事です。直感は複雑な事象を脳で処理して、導き出した最適解と言われており、かなりの確率で当たるそうです。社内が薄暗く見えたり、頭痛が起こった場合は注意です。それが関係したのかわかりませんが、実際私が、嫌なイメージを感じた企業2社は、その後新聞に載るような事件を起こしていました。

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4.見えないものを見る

ブラック企業を避けるため、学生がまず見るのは離職率や育休取得率といったものです。これらは、企業のサイトや就職四季報などに載っており、情報の入手が容易だからです。しかし、本当にこの数字でブラック企業がわかるのでしょうか?私はそうは思いません。まず、これらの情報は信頼できる第三者機関からチェックを受けたものではなく、数字を誤魔化すことも可能です。何をもって離職者とするか、育休申請者とするかは会社によります。また成長できる環境であれば、独立など前向きな理由での退職が多くなり、離職率は高くなります。

次に学生が行うのはOB訪問など、実際に社員と会い話を聞くことです。これはOBが信頼できる人ならば概ね有効です。しかし、OBも企業の意向に沿って動いていますし、OBと自分の感性は異なります。また、OBがいない場合、OB訪問を行えないという問題もあります。

2017/06/26

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