1.【考動1】自分を知る
「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」とは孫子の格言であり、相手と自分を熟知していれば決して負ける事は無いという意味で、これは就活にも通ずるものがあります。つまり、先ほどの自己分析で己(自分)を知り、次は彼(企業)を知る必要がある、ということです。いわゆる「企業研究」です。
一口に企業研究といっても、就活サイト、企業サイト、四季報、合同説明会など様々な方法があります。その中でも私が効果が高いと実感したのは「インターンシップ」「OB訪問」の2つです。なぜなら、各種サイトや合説はほとんどの学生も同じようにしており、差がつかないからです。それに対して、「インターンシップ」「OB訪問」はより深い企業理解が得られる他、企業に対して熱意のアピール(志望動機)の1つになります。
さらに、企業によってはインターンから選考に進むことも多く、面接練習+企業理解+志望動機+刺激や成長+うまくいけば早期内定、と一石二鳥どころか三、四、五鳥にまでなり得るのです。また、OB訪問では、インターンや説明会では聞けなかった実際の仕事のやりがい、辛さ、職場環境などリアルな情報を社員の方から得ることが出来ます。
新卒離職率は3年で3割と言われている昨今、入社してから「こんなはずじゃなかった」というギャップを防ぐ為にもOB訪問は必須であると思います。