就活コラム

「また落ちた…」毎回最終面接で失敗してしまう人の傾向と対策

2017/06/13

Column

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1.最終面接の目的と問われる内容

ではこうした最終面接で落とされてしまう人にはどんな傾向があるのでしょうか。例えば勝手に意思確認程度だろうと決めつけて十分な準備をせずに臨んでいたりしたら、それも大きな要因といえるでしょう。それ以外にも前述した最終面接の目的から考えれば、人間性に不安が残る、入社意思が確認出来ない、会社に対する理解度が低い、就業意識が低い、などの課題がある人が落とされると推測されます。

 

例えば、基本的なマナーが出来ていない、上辺だけの言葉で熱意が感じられない、長期勤務が期待出来そうにない、この期に及んで仕事に対する考え方がまだ甘い、どこかしら頼りない印象がある、といった点です。具体的にどういう回答や態度からそう感じるのかはそれこそ長年の経験と勘といったところなのでしょうが、経営幹部が面接しておきながら問題社員となっていたのではメンツが立たないということもあり、100%納得させられないと合格とはならないのでしょう。

 

他の要因としては、最終面接ということで異常に緊張してしまい思うように返答出来ないで失敗するといったことが考えられます。面接は誰でも緊張しますし、ましてや最終段階ともなれば緊張が増して当然です。しかしそこに至るまでには既に何度も面接を体験しているのですから、多少はほぐれていてもおかしくありません。それが緊張のあまり頭が真っ白になっていたりすると「仕事を任せて大丈夫な人物なのか?」と不安を抱かせてしまい、結果として不合格となってしまうのです。

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具体的な質問の部分

前述した要因を踏まえて、どうすれば最終面接を突破出来るようになるのかを考えてみましょう。先ず、当たり前のことですが改めて最終試験に臨むという覚悟を持つことです。一次面接の時と同様にすべての想定問答を繰り返し練習しておく、会社の基本情報も再度チェックして頭に叩き込んでおく、そして何より「この会社に入りたい!入社してこんな風に活躍したい!」というイメージをしっかり持っておく、といった準備を怠らないことが重要です。

極度に緊張してしまうという人は、「社長と直に話せるなんて滅多にないチャンスだ」と、その時間を有意義に過ごそうと考えてみるといいかもしれません。実際私も社長面接に臨む前日に指導した学生に「何百人もの社員を抱える会社の社長さんと1対1で話すことなんて二度とないかもしれないぞ。有難い機会だと思って臨めよ」と伝えたことがあります。その学生は見事採用となり後日社長から「あの時の顔つきが気に入ったから合格にした」と言われたそうです。

こうしてみると最終面接突破のカギは、心の持ち様なのかもしれません。「どうしてもこの会社で働きたい。その想いを経営幹部に直に伝えるチャンスだ」と捉えて強い気持ちで臨めば、失敗をせずに活路が見出せると思います。

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3.落とされる人に共通する特徴について

具体的な質問としては「自分の性格を一言で表してください」「どんな時にストレスを感じますか。そのストレスはどう解消しますか」「我が社でどんな仕事がやってみたいですか」などが使われます。また自己PRや志望動機などに対し「より詳しく聞かせてください」と突っ込んで質問することもあります。

 

会社に対する理解度とは、資本金、売上、企業理念や社訓、最新のニュースといったものです。今さらと思われるかもしれませんが経営幹部との面接に臨むのに当然準備しておくべきことが出来ているかを確認することで本気度を測ることを目的としています。具体的には前述の項目の他に「我が社のことについて知っていることを聞かせてください」といった聞かれ方をすることもあります。社会人に向けての心構えとは、就職活動を通して学生気分からの脱却が図られているか、という面です。「いま関心のあるニュースとその理由を聞かせてください」「普段どんな本を読んでいますか」「座右の銘は何ですか」など、学生生活から縁遠いような質問を使って仕事に就くという意識のレベルを確認します。

 

ところでこうして見てみると案外普通の質問が多いことに気付きませんか。そう、実は最終面接では難しいことはあまり聞かれないことが多いのです。何故なら社長や役員にとって面接は本来の業務とは違うものだからです。トリッキーな質問は人事が取り仕切る面接で多用されることが多く、最終面接は基本的な質問を通して人物を見極めるケースが大半のようです。長年の経験で培った真贋力で判定する、といったところでしょう。

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4.どうすれば失敗せずに突破出来るか考えてみると

最終面接には大きく2つのパターンがあります。1つは最終確認程度で済ませるパターン、もう1つは文字通り最終関門としての厳しい評価を下すパターンです。残念ながらどんな会社がどっちのパターンなのかまでは判断が付きませんが、一般的に応募者自体が少ない会社は前者で応募者が多い会社は後者となる傾向にあるとされています。

 

では最終関門ではどんな点を審査されるのでしょうか?通常最終面接に登場して来るのは社長あるいは役員クラスです。つまり現場で共に働くことは基本的に無い人達ですから能力的なことはあまり問いません。その部分については既に面接した担当者からOKが出ていると判断しているからです。そうなるとポイントなってくるのが、最終的な入社の意思、人間性、その会社に対する理解度や本気度、社会人に向けての心構えの度合いといった点がメインとなって来ます。

 

入社の意思確認は採用計画の目途を立てる目的で聞かれます。人間性とは会社の方針と価値観が合っているか、あるいは入社後に問題を起こすような人物ではないかという意味です。

2017/06/12

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