
1.内定辞退を決めたら、即行動を

現実的な話として、内定者の人数は会社によって違うものの、おそらく毎年の内定者の中で、必ず一人くらいは内定を辞退する方はいらっしゃると思います。
たとえそれは日本を代表する大手優良企業であってもです。
ですから人事は、おそらく毎年の内定者の中から辞退者が出ることも想定して、内定を出していると思います。
特に近年は景気回復に伴う人手不足から、採用予定人数より多めに内定者を出しているところが多いと思います。
言い換えれば人事にとって内定辞退者は、“想定内”のことなのです。
できれば内定を辞退するような事態は避けたほうがいいとは思います。
ただどうしても内定を辞退せざるを得ない状況になったとき、非常に心を傷め過ぎることはないと思います。
それよりも社会人のマナーとして、一刻も早く“ご迷惑を掛けて申し訳ないけれど”という気持ちを込めて、内定辞退の旨を伝えることです。
「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」ではありませんが、内定辞退を伝えることは長い人生の中では一瞬のことです。
とにかく早く明確に伝えましょう。