1.採用に有利な資格
まずは、採用されるのに有利だと思われる資格は主になにがあるのか調べてみました。
販売資格4種類、生命保険募集人(一般課程)(専門・変額課程)、損害保険募集人、証券外務員(一種・二種)。これらは新卒の銀行員は必須で取る資格のようです。しかし難易度は低いので、見慣れない専門用語さえ覚えられれば、それほど難しくはないでしょう。
それ以外に持っていると有利だとされている資格は以下になります。
・フィナンシャル・プランナー
国家資格と民間資格があります。顧客に今後の資産運用のアドバイスをする上で役立ちます。
・簿記検定
簿記とは企業の取引上の記録により、経営成績と財政状態を示す技術のことです。検定試験にはいろいろありますが、日本商工会議所の日商簿記検定の2級以上が銀行では必要とされるようです。
・銀行業務検定試験
金融業界、定番の資格です。これにより銀行員として必要な知識、技能、応用力を測ることができます。試験種目は法務、財務、年金、窓口セールスなど、21系統35種目と幅広い知識を求められます。実際に銀行に勤務した場合でも人事資料になるなど、金融業界で信頼されている資格です。もちろん銀行員でなくとも受験できます。
・宅地建物取引士
通称「宅建」といわれている国家資格です。宅地建物取引業法により定められている資格を持ち、宅地建物取引資格試験に通り、都道府県知事の登録をされて宅地建物取引士証を交付されます。不動産の取引に必要な資格で、不動産への融資、不動産資産の運用などで役立ちます。