就活コラム

面接をスカイプでするときの事前準備と注意点

2021/11/09

Column

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1.できれば有線LANでつながったパソコンが望ましい

スカイプはほとんどの方がご存知だと思いますが、ネット環境を使用したインターネットの電話サービスのことです。

パソコンやスマホのカメラを使ってテレビ電話ができる機能を使い、面接を行います。

無料のサービスなので、海外の企業にとっても非常に効率のいい手段といえるでしょう。

場合によっては海外本社とスカイプ面接をするということもないとはいえません。

 

無料で、どこからでも面接できることから、気軽に面接を行える、というイメージもあるかもしれませんが、事前に準備しなければならないことがあります。

まず、パソコンなど、インターネットにつながる環境がなければスカイプは使えません。

スマホもネットにつなぐことは可能ですが、手でスマホを持ちながらの面接は印象がよくないので避けた方がいいでしょう。

ノートパソコンでもいいので、大きな画面を使った方がお互いストレスが少なくてすみます。

どうしてもスマホしか手段がないという場合は、スマホを固定できる台を用意してください。

 

そして、カメラが目線と同じ位置にくるよう調節しましょう。

スマホを下に置いて面接をすると、企業側にはあなたの顔を下から見上げるような画像が送られてしまうため、場合によってはあなたが偉そうにふんぞりかえっている、という印象になりかねません。

 

完璧に準備を整えるのであれば、専用のカメラとマイクを別に購入し、用意する方がいいでしょう。

パソコンについているカメラとマイクよりもずっと性能がよく、画像も音もクリアに企業側に届きます。

 

また回線が不安定だと、面接が中断したり、ストレスになったりするので、できれば有線LANを使ったパソコンでのスカイプ面接が最も望ましいでしょう。

 

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2.就活用の表示名にしよう

さて、パソコンの準備ができたら、スカイプにログインしましょう。

この場合気をつけたいのは、表示名にニックネームなどを使わないことです。

すでにニックネームなどを使用したスカイプの表示名を持っているのであれば、就活用のIDを取得し、本名を使用した表示名を用意することが望ましいでしょう。

また、アイコンもイラストなどではなく、あなたの顔がはっきり写っている写真にしてください。

相手側に表示されるムードメッセージも入力しないでください。

 

スカイプですが、面接当日にはじめて使用するというのは避けてください。

使い方がよくわからないままに面接になってしまうと、オフの仕方がわからないなどまごまごしてしまい、企業側に対応能力が低いとみられてしまいます。

できれば面接の一週間くらい前までにはIDを取得しておき、何度か使用して使い方に慣れたり、回線が安定しているか確認した方がいいでしょう。

 

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3.画面に映り込むものに注意しよう

服装ですが、これは普通の面接と同じでスーツを着用してください。

服装の汚れやシワなどに気をつけ、髪型、男性ならヒゲ、女性なら化粧など、実際の面接と同じように気を抜かないようにしましょう。

 

スカイプ面接で、上半身しか写らないからと安心して、ジャージなどを履いていると、なにかの拍子に見えてしまうこともあります。

上下きちんと着用してください。企業側の面接官は会議室などを使用して準備しているのですから、あなたも自宅だからと気をゆるめず実際の面接と同じ準備をしてのぞみましょう。

 

実際の面接と違い、手元にカンペを置いても見えない限り失礼にはなりませんが、視線が頻繁に下に動いていると印象がよくありません。

カンペを見るのは時々確認する程度にしてください。

 

視線ですが、面接官の映っているモニターにいきがちですが、カメラを見るようにしてください。

モニターに視線がいっていると、面接官には下を見ているあなたの画像が送られてしまいます。カメラを見ることで面接官と視線が合っている印象になります。

また当然のことですが、カメラに映り込む部屋は掃除をし、アイドルのポスターなど変なものが映らないように注意しましょう。

環境も、騒がしい場所は避け、静かで会話に集中できるところにしてください。

画面に自分以外の人間が映ったり声がしたりといったことは最も避けたいことです。

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4.不具合は早めに申告する

実際の面接に入る時ですが、約束の時間の10分から5分程度前にログインしておきましょう。

ギリギリにログインすると、企業側がすでにログインしていて、あなたが遅刻したような印象になってしまう場合があります。

面接の最初にまず、画像や音に不具合がないか、お互いに確かめましょう。

面接がはじまってから不具合があった場合でも、そのことを必ず企業側に伝えてください。

場合によっては携帯でやりとりする必要があるかもしれませんから、手元にマナーモードにした携帯を用意しておきましょう。

回線の不具合で、相手の言うことがわからず、変な受け答えをすることの方がマイナスなので、不具合が生じた場合はすぐにその旨を伝えましょう。

 

いかがですか?

自分の部屋から面接ができるなんて、楽でいいと思うかもしれませんが、実際の面接ではいい印象を残せた話でも、スカイプだとうまく伝わないということもあります。

事前に友人同士で練習しておくことも有効でしょう。

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