就活コラム

就活に親が深く関わる時代になってきた?

2020/01/29

Column

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1.親に期待してはいけないこと

まず最初に、親に期待してはいけないことから調べてみました。
「親に具体的にどういう企業や業界に就職したらいいか、など聞いてはいけない」
親は確かに頼りになる存在ですが、親とは年代が20年から40年ほども離れているのです。ですから、就活の具体的なアドバイスは期待できないでしょう。たとえば、就活の時期がバブル期だった親は金融関係に就職すれば収入がいいだろうと思いがちですし、バブル崩壊後で就職に苦労した親は安定している公務員がいいと思っているでしょう。
親が現役で社会で働いているからといって、社会の動きに敏感とはいかないのです。たいていは自分の会社の動き、仕事の内容しか見ていないことが多いです。具体的なアドバイスを聞かれても、自分の経験しか知らないので、答えようがないのです。
だからといって、親の具体的なアドバイスを無視するのではなく、面接の席にいるかもしれない世代、いずれ自分の上司になるであろう世代の研究として話を聞くという姿勢が大事です。

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2.経済的支援は頼りましょう

では、親になにを期待したらいいのでしょうか。
ずばり、経済的支援です。
就活をしていると、なにかとお金がかかります。ある調べでは就活で平均16万円ほどの費用がかかったという結果が出ています。内訳は交通費に8万円ほど、スーツなどに3万円ほどということのようです。地元ではない企業へ就活する場合は交通費はもっとかかるでしょう。
それをアルバイトで補おうとすると、肝心の就活に支障をきたすことがあるでしょう。いちばんいいのは就活の前、大学3年までに就活貯金をしておくことですが、そう計画通りにいかないものです。
就活のための費用を親に頼るというのは、情けないような気持ちになることも理解できるのですが、あくまでその費用は借りるのです。16万円ほどであれば就職後、数ヶ月で返済できる金額ですし、あなたが希望する企業に就職できれば嬉しいのは親も一緒です。
ここは最後の甘えと思って親を頼りましょう。

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3.他己分析をしてもらいましょう

次に親に頼りたいのは、他己分析です。
他己分析というと、友人や知り合いに自分の性格を客観的に指摘してもらうというものですが、これが実のところあまり頼りになりません。上辺だけの友人や最近知り合ったばかりの人となると、牽制しあったり、遠慮があったりして、一番ネックとなるような部分に関しては教えてもらえないことがあります。自分の深い部分にまで入り込んでくるような親友がいればいいのですが、そういう親友も何人もいるというわけにはいかないでしょう。
親であれば、生まれてから今日までずっとあなたを見つめてきた一番近い存在なのですから、あなたも気がついていないような弱点や長所を遠慮なく指摘してもらえるでしょう。それも具体的なエピソードも含めて聞けるはずですから、面接やESなどで自己アピールをする時に役立ちます。
また、希望する業界や企業と、自分の能力とのギャップなどを冷静に判断できる材料にもなるでしょう。

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4.部下にしたい人物像を聞きましょう

親に具体的にどういう企業や業界で就活したらいいか、ということは聞いてはいけないと最初に述べましたが、どういう部下が欲しいか、という具体的な話は聞いてください。時代や社会環境が変わっても、部下にしたい人物像というのはそう変わらないはずだからです。素直で真面目で一生懸命、たいていそんな人物像が浮かび上がるでしょう。その人物像にあなたが当てはまらなくとも、どこか共通の部分があればそこを伸ばしてアピールすることで、一緒に働きたい人物と思われるでしょう。

親との関係によっては、以上のようなことを頼んだり、聞いたりすることが躊躇される場合もあるでしょう。しかし、背に腹は代えられないという話もありますし、親は一生あなたの親なのです。扶養される子供として最後のところで頼りにしても、罰はあたらないでしょう。就活をきっかけとして、親との関係を改善するという手もあります。いよいよあなたも社会人となるのですから、大人として新たな親子関係を築くきっかけにしてしまうのです。
親子関係に特に問題はないという方も、就活を機にもっと深く親を理解するきっかけになるかもしれません。それは就活という限られた時間だけのことではなく、あなたの人生をより豊かに充実させてくれる親子関係の再構築になるはずです。

2020/01/22

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