就活コラム

企業の見極めのポイントは、“当たり前”に注目を!

2019/10/01

Column

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1.企業を見極めるポイント〜ホームページ〜

将来性のある企業とそうではない企業の一番の違いは「基本(当たり前)ができているかどうか」。おそらくこれは、何事にも当てはまる真実だと思います。

ただ「基本(当たり前)」とは、通常の業務(日常生活)の中にあるもの。ですから、実際に接してみないと計り知ることはできません。つまりホームページだけでは、その企業の“素”の部分をみることはできないのです。

だから気になる企業があれば、まずは電話などで直接接するように心がけてください。その“直接接する”を増やせば、見る目が肥えてくるので見極めの力が自ずとついてきます。そうやって目を養ったうえで本命の会社を見極めてみましょう。

もしかすると“目から鱗”の発見があるかもしれません。兎にも角にも就活に割くことができる時間は限られています。悔いの残らない就活が送れますように。

相対してみないと見えない部分もありますので、web面談もいいですが、リアルでお会いできることを楽しみにしております!プラットインでは、対面でのお互いの感触を大事にしております。

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2.企業を見極めるポイント〜電話対応の仕方〜

会社を面接などで訪問した際、人事以外の一般社員の受け答えは必見です。あと化粧室の清掃が行き届いているかどうかも重要なポイント。

まず「人事以外の一般社員の対応」ですがどの企業でも人事は対応のプロです。なので人事の対応が行き届いているのは当然。ですから注目すべきは、例えば人事以外の一般社員がちゃんと挨拶を返してくれるか、社内で迷った際きちんと道を教えてくれるかということ。

一般社員レベルでもそれらが当たり前にできている企業は、常識的な人が多く集まっている会社と考えられます。

常識的な考えに則って経営をしている企業は、万が一トラブルが生じても大きな問題に発展する前に解決できているところが多いです。ということは、安定した経営ができているのでその会社は安心して入社できる、というわけです。

次に「化粧室の清掃が行き届いているかどうか」ですが、普段社内の人間しか利用しないスペースを清潔に保っている会社は、大体どこの部屋の環境もきちんと整えています。

つまりそういう会社は、普段から整理整頓ができているので、例えば書類を紛失したので探す、といったような無駄な時間の使い方をすることがありません。そのように何事も秩序正しく業務を進めているので、会社の体制自体が安定しています。

なので安心して入社ができるというわけです。当たり前のことが当たり前にできているかどうか、これが企業を見極める重要なポイントなのです。

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3.企業を見極めるポイント〜化粧室と対応〜

電話はある種、ホームページ以上に“会社の本質”を見極めることができるものかもしれません。私がそう考える理由は自分の就活時の経験にあります。

私の就活当時は今のように景気は良くなく求人数もかなり少ないものでした。そのうえ私の場合、志望職種が“校正”と特殊だったことや子どもが1歳と幼かったことなどもあり、本当に厳しい就活でした。

そんな中今の勤務先ではない企業から面接の案内が。当時の私は面接のご連絡をいただいた際、必ず事前に「お迎えの関係で残業はできない」旨を伝えたうえ、それでも面接をしていただけるかどうかを問い合わせていました。

なのでその電話を連絡をくださった会社にしたところ、一言「うちは残業できることが前提です」とガチャ切り。その後今の勤務先からも連絡が入ったので、同様の電話をかけたところ「うちは大丈夫ですよ」と返答を貰い今に至っています。

電話は顔が見えない分、より丁寧に対応しなければ悪印象を与えかねません。一度悪印象を持たれてしまうと、それを覆すことは至難の業。下手をすると、会社の信頼に関わってきます。

つまり電話の受け答えを丁寧にできる企業は、その辺りの意識がしっかりしているわけです。危機に対する意識ができているということは、企業として今後発展していく可能性が高いことに他なりません。たかが一本の電話ですが、実は大きな見極めポイントなのです。

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4.百聞は一見にしかず。訪問先を増やそう!

ホームページ(以降、HPと略します)とは全世界の人が手軽に訪問できる場所。その「会社の顔」といえるHPへの取り組みを見れば、会社の現状が読み取れます。

まずHPの見極めポイントの一つ目は「更新はこまめにされているか」。会社のHPへの訪問数は売り上げに大きく影響します。つまりHPとは、大切な売り上げアップのためのツールでもあるのです。

だから会社のHPの更新を怠っているということは、売り上げを伸ばす努力を怠っていることに他なりません。ですから「HPの更新」は大きなチェックポイントの一つになります。

次に「HPは見やすいか」。例えば初めて行くお店で商品の陳列が分かりづらいと買い物をする気が失せてしまいますよね。それはHPでも同じこと。

HPの訪問者は何かを探しに訪問します。なのにすぐ見つからなければ「じゃあ、他に行ってみるか」となるわけです。

つまりHPは世界中の誰もが来れる便利な場所であると同時に、その場所をちゃんと“整備”しないと誰も来てくれないばかりか、悪評が立ち下手をすると会社の存続に関わることになりかねないのです。

つまりHPに対する会社の姿勢は、ネット社会の危機管理にどれだけ対応できているかに他ならないという訳です。これからの時代は、それができている企業しか生き残ることはできません。ですから「HPの作り方」は、大きな会社の見極めポイントなのです。

2019/09/24

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