1.就活スケジュールは文系・理系も変わらない?例外も含め比較検証
まず最初に着目したのは、やはり就活にかける時間の差です。もしかして理系は文系と違ってそもそもの企業側のスケジュールの引き方が違うのでは!と思っていろいろ調べたのですが、それほど違いは見られませんでした。
年によって違いますが、大体、大学3年の3月に就活解禁となり、会社説明会やエントリーシートの受付が始まります。続いて大学4年の6月からいよいよ選考開始。筆記試験や面接が始まり、早い人はすぐ内定が出たりします。また、就活解禁になる前にインターンシップやOBOG訪問をするのも一緒です。
自由応募において言えば、文系も理系も進め方は変わらないということのようですね。 が、しかし!調べてみてわかったのですが、理系には文系と違って強力なカードが存在しました。
「推薦」というものです。 理系は将来的に研究職や開発職に進む方が多いです。けれど技術職や開発職の枠は文系が目指す職種の総数よりはるかに少ないものです。
特殊な職種だけに就職後の仕事についても高いクオリティを求められるため、企業側も能力の高い学生を欲し、大学側や教授に良い学生を推薦してもらえるよう、アプローチしてきます。その推薦をもらうことができれば、書類選考やリクルーター面接、筆記試験などをパスして先に進むことになります。
ただ、もちろん推薦は全員がもらえるわけではないので、もらわないで自由応募で挑む理系の方は文系の方と同じ道のりを進んでいくことになります。