1.志望している業界に迷いはないかを改めて考えてみる
本当に後悔しない就活をするための心得の四つ目に挙げられるのが、就活の選考が終わった後の自分自身の気持ちを再確認するということ。
志望していた全ての企業から合否が出て、就活の選考が終わると、ほっとするのもつかの間、今度は、採用通知を貰ったどの企業に入社を決めるのか、または、就職留年という形をとるのかなどという具体的なことについて決めていかなければなりません。
社会人としての第一歩を決める際、学生の皆さんに、是非一度、ここで考えてみてほしいのが、今の自分自身の気持ちを再確認してみるということです。
就活という長い期間は、学生自身の考え方や価値観なども大きく変化していく時期でもあります。
最初に思い描いていた社会人としての理想が、就活の選考という現実を通して自分自身の中で良くも悪くも変化し、より現実的なものになっていくことが多いでしょう。
しかし、学生は、自分自身の中にあるその気持ちの変化を気に留めることなく、合否の結果に従って、何となく受かった企業への入社を決意してしまうことが多いようです。
そして、何となく入社を決めたその気持ちが、入社後に後悔として押し寄せてくることも多く、このように後悔しないためにも、就活の選考後に、自分自身の気持ちについて再確認することは必要なことと言えます。
具体的には、本当にこの企業に自分自身が入社したいのかどうか、この企業に入社して、自分自身は具体的に何をしたいのか、合格を貰った企業以外に興味の湧く企業は、本当にないのかどうかについて考えていくとよいでしょう。
このようなことを考えていくと、今まで気づかなかった自分自身の気持ちや今まで見ないようにしていた自分自身の本当の気持ちと向き合うことができ、自分自身の気持ちを再確認することができます。
そして、これからどうしていくべきなのかについて考え、採用通知を貰った企業へ入社を決めるのか、または、就職留年という形をとるのかなどということを決めていくとよいでしょう。
ここまで、簡単にですが、本当に後悔しない就活をするための四つの心得についてお話しを致しました。
就活は、終わりではなく、社会人としての第一歩になります。
学生の皆さんは、就活の過程で、都度、自分自身の気持ちに変化はないかを問い続け、できるだけ、自分自身に嘘のない答えを出していくことが大切です。
その結果が、たとえ就職留年という形であったとしても、自分自身で出した答えならば、それが今のあなたにとっての正解と言えるものになるでしょう。
そして、就職留年をしたとしても、その理由がしっかりとしたものであれば、それは、翌年の就活の選考にそこまで影響しないと言えます。
学生の皆さんは、後悔しない就活をするためにも、常に、自分自身の心に素直になることを忘れないで、就活を行っていってほしいと思います。
皆さんが、後悔のない満足のいく結果を出せるよう、応援しています。