就活コラム

初心者が日経新聞を楽しんで読めるようになる読み方とは?

2019/03/28

Column

01

そもそもなぜ日経新聞を読む必要があるの?

皆さんは新聞を作った経験がありますか?

大抵の方は、小・中学校の夏休みの宿題で新聞を作ったり、学級新聞を作ったりなど、何かしら新聞を作った経験があるのではないでしょうか。

なぜこの話題に触れたのかと言えば、実は、その新聞作りの工程に、日経を読み込めるようになる大きなヒントがあるからです。

例えば、新聞を作る際に、一般紙や過去の学級新聞の記事を切り抜いたりして、記事を「スクラップした経験」はありませんか。

その「スクラップの経験」に、日経新聞を楽しく読めるようになる大きなヒントが隠されてあります。

 

まず一応、スクラップの経験がない方のために、簡単にスクラップの手順を説明します。

スクラップとは、新聞を読んで「いいな」あるいは「ためになるな」と思う「記事をピックアップし、切り抜く」こと。

このスクラップを、日経の読みかたの手順に置き換えれば、以下のようになります。

  1. まずタイトルとリードを一面から経済面まで読んでください。
  2. 続いて、その中であなたが「面白い」と思った記事をピックアップし、付箋を貼って印を付けましょう。
  3. 付箋を貼り終えたら、再度、その記事を読み直します。
  4. それらの記事を読み終えたら、つぎは、特に押さえておくべきと感じた箇所に、マーカーなどで線を引いてください。
  5. そのマーカーで線を引く作業をすべての記事で行なってください。
  6. それが終わったら、一面から順に並べて貼るもよし、気になる順に並べるもよし、とにかくあなたにとって、見やすいようにバインダーなどに貼っていきましょう。

ただ一度決めた法則は守ってください。

そして最低限、日付毎に分けておきましょう。

おそらくこちらも慣れるまでは面倒ですし、続けることは難しいかもしれません。

ただその「面倒」とか「しんどい」という気持ちが、「面白い」とか「楽しい」に変わるまでは頑張って続けましょう。

きっとスクラップが楽しくなったときには、それは「癖」ではなく「習慣」に変わっているはずです。

そうなればきっと、日経新聞を楽しく読めるようになっていると思います。

 

最後に、日経が面白くなったらぜひオススメしたいのが、日経と一緒に「日経MJ」も読んでみること。

正直、日経よりかなり読みやすいですし、面白いです。

流通関連や広告業界を目指している方には、特におすすめの新聞です。

私は以前、日経と日経MJの「二紙読み」をしていました。

就活はもちろん、プライベートでも役に立つこと、間違いなしですよ!

02

なぜ初心者は日経新聞は難しいと感じるの?

日経であなたのお気に入りのコーナーを見つけて、日経に慣れてきたら、いよいよ本題の日経を読めるようにしていく準備を始めてはいかがでしょうか。

既述の通り、私は「日経を自腹で買っているのに、他の面を読まないのは、もったいない」という考え方から、徐々に他の面を読むようにしていきました。

これも読めるようになるための一つの方法だと思います。

ただ多分この方法は、向き・不向きがあると思います。

なぜならば、私はもともと文章を読むのが苦にならないタイプだったうえに、仕事の一環として、日経新聞を読まざるを得ない状況だったから、できたことだと思うからです。

では、日経を読んだほうがいいけれど、「読まなければならない」までに至ってない人が、日経を読めるようになるためには、どうすればいいのでしょうか。

一番効率的な方法としては、まずは「読む箇所を必要最小限におさえる方法」から取り組むことでしょう。

日経の表紙、つまり一面は、前日に起こった大きな経済ニュース、または、その日の新聞で編集者が一番読者に伝えたいことを載せてあります。

ですから、最低限、一面だけは必ず目を通しましょう。

とは言うものの、一面だけでもあの文字量ですから、時間がないときは少し厳しいですよね。

そこで、まず一面にある「タイトルとリード文だけは必ず読む」癖をつけます。

「タイトル」の説明は不要かと思いますが、「リード文」について簡単に説明をすると、「タイトルの横に数行にわたって書かれてある文章のかたまり」のことです。

リード文は、「今からあなたが読む長い記事を数行ほどにまとめて書くと、このような内容になります」ということを指し示したものです。

つまり、リード文を読めば、記事の内容を把握することができます。

ただこれは本当に時間のないときの方法で、可能ならば、この作業は、せめて「経済面」まではするようにしましょう。

また日経新聞は、「経済面以降は余裕があれば読む」くらいのスタンスでいいと思います。

なぜならば、それ以降の内容は、一般紙とほぼ変わらないからです。

では経済面までタイトルとリード文を読む癖がついたら、つぎは何をすればいいのでしょうか。

03

日経の読み方_その1:まずはタイトルとリードから

日経新聞は、慣れれば本当に読みやすいし、面白い新聞です。

ただその境地に至るまで(!?)は、難しく読みづらい新聞だと思います。

まずパッと見た感じ「難しい」と感じる原因と考えられるのが、「文字の小ささ」でしょう。

ただ、逆に、日経新聞の文字の大きさに慣れてしまうと、久しぶりに一般紙を見たとき、一般紙の文字の大きさに少し驚いてしまいます。

次に読みづらいと感じる原因と思われるのが、「めくってもめくっても国内外の情勢や経済の記事ばかりある」ことでしょうか。

しかも、結構大切な国内経済に関する記事が、かなりちっちゃく書かれていることもあるので、本当に隅から隅まで日経を読まなければ、結構大きな読み落としをしてしまうことが、日経を読む大変さかもしれません。

余談ではありますが、日経新聞の紙面の区切り方(専門用語で言えば「割」になります)は、とても無駄がありません。

しかし、一般紙でたまにある「この“割”面白い!」を日経に感じることは、正直、あまりありません。

あくまで機能的で、日経らしいな、と私は思います。

話が少しそれてしまいましたが、日経初心者の方は、多分上記の2点で、日経に対し拒否反応を起こされると思います。

ですから、まずは「自分が興味を持てる内容」を見つけることから始めましょう。

ちなみ私は「美の十選」と「私の履歴書」、「あすへの話題」などが好きで、そこから日経新聞を「読む」ことを始めました。

ですから最初は最終面しか見ていませんでした。

しかし「自腹で日経を買って、最終面しか読まないのは、もったいなさすぎ」と考え直して、そこから一面をとりあえず読むようにしました。

そこから、二面、三面と少しずつ読む面を増やしていくことに。

すると、いつの間にか読むことに慣れてしまい、読むスピードも上がりました。

ただ私は、スポーツ面はあまり興味がないので、必要最小限でしか見ないのと、株価の欄は携帯でチェックするようにしているので、ほとんど見ていません。

このように自分の中で「日経で読まなくても、他で補えている」と感じるところは、飛ばして読んでもいいのではないかと思います。

04

日経の読み方_その2:気に入った記事をスクラップしよう

恥ずかしながら、私は、日経新聞を読むようになるまでは、このタイトルのことを本気で思っていました。

なぜならば、日経新聞を読むまでの私は、文学部を卒業した生粋の(!?)文系で、日経新聞とはまったく無縁の生活を送っていたからです。

ところが、そんなある日、経済書の編集の仕事を行なうようになり、どうしても日経新聞を読まざるを得なくなりました。

つまり、本当に仕方なく(!?)、日経新聞を読まなければならなくなったのです。

しかも、それはあくまで「自己研鑽のため」だったので、新聞代は自腹でした。 今となっては、新聞代を自分のお金で払っていたことが功を奏したと思いますが、「とにかく自分でお金を払う以上、日経を読まなければお金の無駄」だと考えた私は、少しずつ日経を読むように。

すると、経済書の編集業務を「面白い」と思うようになったころと同時期ぐらいに、日経も読んでいて「楽しい」と感じるようになったのです。

 

少し自己紹介文が長くなってしまいましたが、本題の「なぜ日経新聞を読む必要があるの?」について話を戻せば、その一番の理由は、「業界に関係なく、ある程度以上のポジションにいる方は、たいてい日経新聞を読んでいる」から。

特に、提案型の営業を行なう方や、決裁権がある方と話をしなければならない場面がある方などは、「日経新聞は必読」と言っても過言ではないでしょう。

そのとき注意してほしいことが一つだけあります。

それは「日経を読んでいないのに、読んだフリをすること」。

日経新聞を読んでいる方は、おそらく日経を読むことが毎日の日課になっています。

ですから、日経新聞を読んでいないのに、つい「読んだ」と答えてしまうと、日経を読んでいる人からすれば、少し話をすると、日経を本当は読んでいないことは、すぐに分かってしまいます。

下手をすると、信頼関係にも影響してくることなので、絶対にやめましょう。

例えば、新卒ならば、素直に日経を読んでいないことを伝えた上で、「やはり日経は読む必要があることを改めて実感しました。明日から早速、しっかり日経を読み込んで、仕事に活かします。ありがとうございました」のような内容の返しをすれば、取引先の方の印象が、悪くならないのではないでしょうか。

2019/03/19

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