就活コラム

お寺の採用ってどうしてる?お寺で働く方法とは

2019/01/08

Column

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1.知りたい!お寺ではどんな仕事をするの?

お寺では、お盆やお彼岸、初詣や七五三など、日本ならではのイベント・行事のすべてが実施されるため、人の出入りが絶えないイメージがありますよね。

お寺での仕事内容は、住職または神職どちらのポジションかによって、業務に大きな違いがあります。

ここでは、住職さんや神職さんの採用を目指して就職活動をしている学生のために、お寺での具体的な仕事内容をご紹介していきます。

 

~住職の仕事内容~

◆修行

住職は、仏様にお仕えする役割がありため、写経や読経をはじめとした、毎日の修業も欠かせない仕事内容になっています。

◆葬儀や法事

住職は、故人を弔うために、葬儀や法事にて檀家のお宅やお寺、葬祭を執り行う施設などに出向き、お経を唱えたり、説法をする仕事があります。

◆運営業務

お寺で働く住職は、基地の管理や法事、宗教法人となっているためお寺の運営を行うことも仕事内容のひとつとなっています。

◆お弟子さんのサポート

住職は、お弟子さんを持っていることが多いといわれています。 お弟子さんは、住職の仕事をサポートし、知識やスキルを身につけながら、一人前の住職になるよう、精進します。

◆付属の運営

お寺では、付属の幼稚園や保育園などがあることも多く、住職はこれらの設備を全面的にサポートする仕事もあります。

 

~神主の仕事内容~

◆お祭りの企画や運営 神主は、氏神をお祀りする神社での仕事がメインとなっています。

古くか周辺住民にとって中心となるお寺の場合は、お祭りを催すこともあります。

人生の節目にお世話になることが多いお寺では、地域に根差した人々のよりどころとなっているため、神主さんはいろいろな人とのコミュニケーションをとるため、その能力も身につけるべきスキルとなっています。

◆祈祷

神主は、神社で行われることが多い七五三や結婚式、お宮参りや厄除け、合巻祈願など、本当にたくさんの行事で祈祷を行うことも仕事のひとつとなっています。

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2.住職・神主の採用を目指す方法とは?

一般的な業界や職種とは違ったイメージがあるお寺での仕事は、採用までの道のりが険しいと思ってしまうことも多いかもしれません。

ここでは、住職や神主の採用を目指す就活生に、夢を叶えるための基本的な方法をお伝えしていきます。

 

~住職の採用を目指す方法~

お寺の住職になるためには、専門的な資格を取得する必要がないといわれています。

ただ、お寺で働くために必要な、【得度】という出家をするための儀式を行うことが基本的なステップになります。

得度での儀式は、文化の知識や仏教の教えなどを深く理解することが必要になるため、はじめはとても大変に感じることが多いようです。

数ある大学の中には、仏教系の学部があるため、そこで学んだあとは、お寺での修行を行うことが決まりとなっています。

お寺の代表的なポジションであり、責任者となる住職は、各宗派の本山からの推薦という形で、この職業に就くこともできます。

お寺で働くためには、専門的な資格の必要はないものの、深い信仰や理解、仏教の知識を身につけることや人々に仏教をわかりやすく伝えられる人徳が求められています。

 

~神主の採用を目指す方法~

神主を目指す場合は、神社の本庁が発給している、【階位】という資格を取得することが決まりとなっています。

階位の資格を学ぶための大学へ進学したり、神職養成所というところでも知識を学ぶことができます。

階位を取得すると、その後は紹介などで実際にお勤めすることができます。

神主も住職と同じように、深い信仰や理解、神通の知識が求められています。

 

~お寺で働くには年齢制限がある~

お寺で働き、ゆくゆくは住職を目指すことに、年齢や学歴はあまり関係ないといわれています。

まずは得度という儀式を学び、仏門に入る許可を得ることが第一のステップ。

学歴や年齢の決まりがない分、お寺で働くことのハードルはそこまで高くはないことを知っておきましょう。

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3.お寺でアルバイトをするための方法

意外に知られていないことが多いのですが、はじめはアルバイトとしてお寺で働くことをスタートさせる人も多数います。

住職や神主を目指す場合は、はじめはハードルがある程度低めの、アルバイトでスタートを切る考え方も、今では一般的になっているようです。

では実際に、お寺でアルバイトをするためにはどんな情報をリサーチが必要なのでしょうか?

 

~ネットや求人情報誌でのリサーチ~

まずはお寺でアルバイトからスタートしたい、採用を目指したい場合には、インターネットの求人情報や、求人情報誌などの基本的なコンテンツをチェックしてみましょう。

営業職や販売職と同じように、お寺でのアルバイトの求人は意外に多く見つけることができます。

また、転職エージェントなどでは、キャリアコンサルタントによる面接までのトータル的なサポートを受けられるツールとして知られています。

そのため、お寺で働くための知識やスキル、採用の情報について知ることもできるでしょう。

転職エージェントは無料で登録でき、非公開の求人も多数となっているため、お寺で働くためのきっかけや情報をつかむことができるかもしれません。

 

~張り紙や紹介~

お寺でのアルバイト採用を目指すためには、伝手をたどって人から紹介してもらうことや、実際にお寺にアルバイト募集の張り紙あったりするため、そこから採用のきっかけをつかむこともひとつの方法となっています。

アルバイトでの仕事内容は、そのお寺や求人の詳細、施設によって変わってくることが多いのですが、

  1. 寺院内・外の清掃業務
  2. 宿坊客や参拝客のご案内・接客業務
  3. 物販のサポート
  4. 事務的な業務

などたくさんの業務があり、住職そのものの仕事を体験できることもあるようです。 お寺によるイベント、初詣がある繁忙期には、臨時的にサポートできるスタッフを募集することも多くなっています。

 

~住職の年収はどのくらい?~

住職の収入や年収は、檀家さんの寄付や、葬儀などのお布施が主になっています。

そのため、お寺の規模や地域性によって、収入は大きく左右されることもあると把握しておきましょう。

現在のところ、住職の収入についての正式なリサーチ結果・情報はなく、小中規模のお寺の経営が難しくなっていることが、マスコミでも問題化されているようです。

一昔前までは、【坊主丸儲け】という言葉もあったほど、住職の収入は高いというイメージがあったのですが、今では高収入の住職は一握りといわれています。

 

~住職の勤務体系とは?~

とても忙しいイメージがあるお寺での仕事。

住職の中には、一般のサラリーマンやOLのように、雇用の契約の上に仕事をしている人も多くなっています。

予用の契約があったとしても、住職はそれが仕事なのか修行なのか区別をつけることが難しく、決まった勤務形態で働くことは困難になる場合もあるようです。

住職になる前の修行では、早朝からスタートすることも多く、ジム仕事や法事などの仕事を決まった期間・時間内にこなさなければならないハードな部分もあります。

法事などは、ある程度のスケジュールを組むことができるものの、葬儀などは突発的ですので、土日や祝日にかかわらず仕事をすることが多くなっています。

また、お寺では本当にたくさんのイベントが行われているため、土日祝日も休みなく働いたり、電話対応も住職のひとつの仕事内容となっているため、そうなると24時間体制で働くこともあります。

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4.お寺の採用を目指すためにできること~おわりに~

最後に、お寺で働く住職さんに、この仕事のやりがいや魅力、大変な点を聞いてみました!

 

~お寺で働くための適性を教えてください~ 意外に思われてしまうかもしれないのですが、住職には喜怒哀楽をしっかりと表現できる人が向いていると思います。

お寺で働くことは、まわりの人が何を求めているか、気持ちを推し量れないとできない仕事だといえます。

人の命と向き合う仕事でもあるため、ネガティブな性格の人はつらく感じてしまうことがあるかもしれません。

 

~お寺の仕事内容で大変に感じることは?~

葬儀という場では、悲しい思いをすることが多いため、気持ちのコントロールや切り替えが大変だと感じることがあります。

 

~お寺で働くことを目標にしている就活生にアドバイスをください~

住職になるためには、専門的な資格や仏教における知識ではなく、あくまで【人の心を理解できる】人になることだと思います。

学生の内は、本当にさまざまなことを学べると思いますので、その機会を無駄にせず、いろんな経験をしてみましょう。

お寺で働くことを目標にしている就活生のみなさん、役立つ情報をチェックすることができましたでしょうか。

お寺での採用には、仏教の知識を身につけることはもちろん、奉仕する心と深い信仰心が大切なことがわかりました。

この仕事には、日々の修行と精進が求められているため、とても厳しい世界となっているのですが、他の業種では得られないやりがいも大きいといえます。

お寺で働くことは、まわりの人々の人生・生活の節目にかかわることができ、古い時代から日本に伝わる文化を伝承する仕事となっているので、とても奥深く魅力的な業種となっています。 

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