就活コラム

大学生必見!学内就活講座は受けるべき?流すべき?

2018/07/09

Column

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1.学内就活講座って何するの?

学内就活講座とは、大学が学生の就職支援の一環として行う就活に関する講座です。
大学によって内容は様々で、早いところは2年生のうちから受講できる場合もありますが、ほとんどの場合は3年生を対象としています。

 

学内就活講座では以下の内容を採り上げている場合が多く、どれも就活には必要な内容です。

  • 自己分析(他己分析)の方法
  • 自己PRの作成方法や添削、アドバイス
  • エントリーシートの書き方や添削、アドバイス
  • 履歴書の書き方や添削、アドバイス
  • 面接練習

 

尚、学内就活講座に力を入れている大学では以下のような内容を採り上げていることもあります。

  • 集団面接練習
  • ディスカッション練習
  • ディベート練習
  • ビジネスマナー講習
  • OB・OG講演
  • 特別講師を招待した講演

 

就活講座は1回~数回の場合もあれば、半年ほど使ってじっくりと行うこともあり、大学によってウェイトの置き方も違います。

 

現在、少子高齢化の影響で学生の人数が減少している一方、大学の数自体は過剰になっている状態です。よって、受験者人数や新入生の人数を確保するために就職率を上げたいと思っている大学も多いので、学内就活講座に工夫を凝らしている大学が数多くあります。

 

実際私も学生の頃に、学内就活講座を受講しました。私の通っていた大学では、基本の内容の他にも外部のマナー講師を招いてのビジネスマナー講習やOB・OGの講演などもありました。中でも、集団面接の対策やマナー講座はとても役に立ちました。

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2.学内就活講座のメリット&デメリット

学内就活講座にはメリット、デメリットがあるのか気になるところだと思います。

 

<メリット>

  • 普段通っている大学内で受講できる
  • 受講料が無料、もしくは少額
  • キャリアセンターと連携しているので、受講後のフォローもしてもらえる
  • OB・OGの体験談が聞けたり、直接質問できたりする

 

<デメリット>

  • 大学によってはテキストをなぞるだけの内容の場合もある
  • 受講料以外に教材費が必要になる場合もあり、出費がかさむことがある

 

尚、ポイント1でもお伝えしましたが、学内就活講座は大学によって大きく違います。
上記のメリット、デメリットは全ての大学に当てはまるということではないので、必ず自分の大学の学内就活講座について調べることをおすすめします。

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3.就活対策はキャリアセンターだけでもOK?

学内就活講座を受けなくても、キャリアセンターがエントリーシートや履歴書の添削、場合によっては面接練習もしている大学もあります。

 

更に実施していない大学もありますが、学内就活講座を受講せずとも、最低限の就活対策はキャリアセンターでもできる大学もあります。
手厚く就活対策を行っている大学ほどキャリアセンターも熱心であることが多く、学内就活講座の内容も濃いことが多い傾向があります。

 

しかし、キャリアセンターだけで最低限の対策ができるとしても、以下のような就活対策は難しい場合がほとんどです。

  • 集団面接の練習
  • ディスカッション練習
  • ディベート練習
  • 他己分析

 

このようなワンステップ上の対策が学内就活講座で取り上げられている場合は、志望する企業の採用選考を調べて、対策の必要があれば学内就活講座を受講しておいた方が有利になると考えられます。

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4.理系・文系に違いはあるの?

文系も理系も、企業が実施する採用選考をパスしなければ就職できません。つまり、文系も理系も関係なく、基本の就活対策はしっかりとしておくべきなのです。
ところが、理系学生の中には研究に時間を取られて思うように就活対策ができない人もいます。

理系学生は研究に没頭することも大切ですが、文系学生が就活対策をじっくりとしている間に就活対策の差が開いてしまうことが気になるところだと思います。そんな時に役に立つのが学内就活講座です。

 

学内就活講座を受講するのでさえも難しい人も中にはいるかとは思いますが、就活対策が濃縮された講座であれば、全ての対策を自己流でするよりも効率的に就活スキルをゲットすることができます!

 

何度もお伝えしますが、学内就活講座は大学によって大きく違います。
まずは自分の大学の学内就活講座の内容を調べたり、先輩に内容や評判を聞いてみたりしてから、自分にとって受けるべきか流すべきかを決めてみることをおすすめします。

2018/07/04

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