就活を諦めるのはまだ早い！秋採用で挽回しよう！

秋採用では、応募から最終面接までの工程が短い企業も多く、スピード重視の傾向があります。つまり、春夏採用のように筆記試験から最終面接までの期間が空かないため、第一印象がより一層大切になります。

印象アップのポイントとして大切なのが、以下の5点です。

①身だしなみ

• スーツや靴、バッグが汚れたりくたびれたりしていないか
• ネクタイが曲がっていないか
• 清潔感があるか
• スーツの着方がだらしなくないか
• 就活に相応しいヘアスタイルやメイクになっているか
• 爪は短く切り、派手なネイル等をしていないか
• 臭かったり、香水や柔軟剤等の香りがきつ過ぎたりしないか

②あいさつや話し方

• しっかりと明るくあいさつができているか
• 大きく聞きやすい声でハキハキと話しているか
• 相槌ができているか

③マナー

• 面接会場への到着が早すぎたり、遅刻したりしない
• 待機場所でスマホをいじったり、化粧直しをしたりしない

④表情

• 笑顔や柔和な表情で面接の受け答えをする
• ずっと同じ笑顔ではなく、内容によって自然に表情を変える

⑤姿勢や仕草

• 背筋を伸ばし、姿勢を正す（猫背になっていないか）
• 面接官を見て話す
• 貧乏ゆすりや変な癖はないか
• 話しているときにアイコンタクトができるか

どれも就活の基本ですが、春から就活をしていくうちに疎かになっている場合もあります。 しっかりと見直し、秋採用で内定を勝ち取りましょう。

秋採用でも、企業の採用の水準は下がりません。それどころか、内定辞退が多数で欠員補充の秋採用の場合は就活生を見る目が厳しくなっていることもあります。

志望動機や自己アピールが表面上だけのペラペラな状態ではライバルに差をつけられてしまいます。 また、急ごしらえの志望動機や自己アピールは印象に残らず、焦って作ったことを見抜かれてしまいます。

そこで重要なのが自分の熱意を盛り込むことです。自分が何故この企業に応募したのか、入社後はどんな仕事をしたいのか、自分を採用したらどんなメリットがあるのか等を志望動機や自己アピールに反映させて深みを持たせましょう。

尚、秋採用では正直に、ありのままの自分で面接に臨みましょう。 春夏採用も実施している企業では、何故その時期に応募しなかったのかを問われたり、いつから就活をしているのかを問われたり、現在の就活状況を問われたりすることもあります。

その場合は、嘘や言い訳はせずに正直に答えます。「失敗は成功の基」という言葉通り、失敗から学んだことを自分なりの分析を交えて面接官に伝え、アピールに変えましょう。

ポイント１でも触れましたが、秋採用は期間が比較的短いので、内定を勝ち取るためには効率的な就活をする必要があります。

効率的な就活とは、志望度が低い企業へのむやみやたらなエントリー等はせず、自己分析や企業分析の結果、自分が働きたいと思う企業に集中した就活です。

秋採用の求人は春夏採用と同じように探してもあまり多くは見つかりません。 もし、春夏採用の求人情報を大手就職ナビサイトのみに頼って探していた場合はなおさらです。

企業によっては、大手就職ナビサイトには秋採用の情報を載せていないこともあるのです。 秋採用の求人募集は、企業の自社サイト及び採用サイト等や大学の就職課の情報を探すと選択肢も増えます。

尚、春夏採用でうまくいかなかった場合は自己分析をやり直してから志望企業を探して、より自分にマッチした企業に絞ると、ミスマッチが防ぎやすくなります。

自己分析をしっかりと行うことで、これまでの就活の軸のブレを発見できたり、春夏採用では考えていなかった業界や職種が自分に合うと発見できたりするのです。

秋採用とは、多くの就活生が就活を終えた夏以降、9月～12月初旬までに行われる新卒採用活動です。

秋採用を実施している企業は、以下のように理由も様々です。

• 大手企業…採用予定人数が多く、夏採用で予定人数に達しなかったため
• 中堅企業…大手企業に人材が流れてしまい、人材確保ができなかったため
• 中小企業…大手企業や中堅企業に人材が流れてしまい、人材確保ができなかったため
• 毎年秋採用を行っている企業
• 留学経験者や理系学生を採用したい企業

中堅企業や中小企業の中には、そもそものエントリー数が少なかったために求めている人材が確保しづらかったり、春夏に求める人材を確保したつもりが、内定辞退によって欠員補充の必要が生じたりしたために秋採用に力を入れている企業もあります。

尚、春夏採用に比べて募集人数は少なく、どの企業も優秀な人材を確保したいという希望を持って採用活動を行っているため、短期集中型の採用が多く、募集予定人数に達し次第募集を終了する企業が多いので、効率的な就活をする必要があります。