1.自己PR・自己紹介について
【代表的な質問】
○現在の選考状況を教えてください
○他にどのような企業を受けていますか
【質問の意図】
面接官は応募者の企業選びの軸を知りたいと思っています。受けている企業を聞けば、その学生の企業選びの軸(基準)がわかります。一貫した軸に基いて企業を受けているかを確認しようとしています。
よくあるNG回答例が以下のようなものです。
「私は、全日空とトヨタ自動車とみずほ銀行とSONYを受けています。」このように「一貫した軸が示せない選考企業」を答えるのは良くないです。この例文のように答えると「とりあえず有名な企業だけを受けているのでは?」と思われ、マイナス評価をされてしまいます。
【面接での「他社の選考状況」の的確な伝え方】
他社の選考状況を質問された時の回答例を紹介します。
私は現在、航空業界を中心に就職活動をしております。中国留学で得たグローバルな経験をお客様の安全を守り、目的地へ使命感を持ってお届けすること、また、お客様だけでなく世界の文化、人々の想いを乗せて行き交う航空機に携わりたいと思い航空業界を中心に就職活動をしております。具体的には、○○エアラインが最終面接まで、△△航空が2次選考まで進んでおります。数々の航空会社の中でも、上海の大学で学んだ中国語を活かせると思い、アジアへの拠点を拡大されている御社に最も魅力を感じております。
いかがでしょうか?用意さえしておけば、この質問は何も怖くありません。自己分析と企業研究を行い、事前準備をしっかりすることで自信を持って面接に臨めます。