就活コラム

内定を貰った時の返事の仕方は?正しいマナーとは

2018/03/28

Column

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1、内定の返事は電話、メールの両方が好ましい

就活の際に第一志望、第二志望の企業を自分の中であらかじめ決めていても、実際に企業から複数内定を貰うと、どの企業へ入社するのか迷う事もあると思います。説明会、面接など就活を進めて行くうちに、最初に感じていた企業へのイメージも変化する事もあります。

 

複数内定を貰えるのは、とても素晴らしい事です。どの企業に入社をするのか迷った時は、最初に決めていた第一志望、第二志望にとらわれず、現在の自分の気持ちを大切にしましょう。就活の中で自分自身が企業に感じた思いや、企業での自分が仕事をするイメージ、企業に入ってどの様な仕事をしていきたいのか、企業に求める福利厚生、社会人になってからの生活など、自分の思いや理想をもう一度整理してみましょう。現在の自分の気持ちが見えてくるはずです。最後は、企業へ感じた自分自身の直感を信じて決めるのも良いと思います。

 

どの企業に入社するのかも大切な事ですが、一番大切なのは入社してからどんな仕事をするかです。仕事にやりがいを感じられるかどうかは、入社してみないとわからないところです。慎重になりすぎず、企業を選びましょう。

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2、内定を保留にしたい時のマナー

やむを得ず内定を辞退しなければならない時は、誠意を持って謝り、正確な理由を伝えなければなりません。入社する事がないからと言って適当に断ればいい訳ではありません。新社会人として社会のルールを守り、丁寧に断りましょう。

 

断る時は、まずはメールで連絡を入れ、電話でお話ししたいと伝えます。電話をする際は、言葉使いに気をつけ失礼のない様にしましょう。企業からは、どこの企業に決まったのか、その企業に決めた理由などを聞かれる場合がありますが、曖昧に答えず、はっきりと正確な理由を伝えます。電話をかける時間帯は、他の場合と同じく企業の忙しい時間帯は避けましょう。そして、電話で断ったら終わりにせず、最後に企業に謝りの手紙を送るのを忘れずに行いましょう。

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3、内定を辞退する時のマナー

内定の通知が来た企業が第一志望の企業ではなく、他の企業の結果を待ってから返事をしたいケースは、就活においてよくある事です。

 

たいていの企業は、保留のお願いをすれば待ってくれる事がほとんどです。内定保留の返事はなるべく早く連絡をし、メールよりも電話でしましょう。返事が来たその日に返事をするのが好ましいです。内定保留の理由は、他の企業の返事を待ってからと言った正直な理由は避け、家族に相談したいなどの当たり障りのない理由にしましょう。内定の保留をお願いする期間は、2~3日、長くても一週間が常識的な範囲です。お願いする際には、最初に内定を貰った事に対する感謝を伝え、内定保留の具体的な日程を伝えます。

 

長期保留になってしまう場合は、企業に正直な理由を話すほうが良いです。長期保留は、印象も悪くなり、内定が取り消しになる可能性もありますので、なるべく避けましょう。

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4、内定を複数の企業から貰い、迷ったら

内定を貰い返事をする際に、返事の仕方は電話やメール、どの手段を使うのが良いのか悩む人も多いと思います。返事の仕方に正解はないのですが、電話とメールの両方で返事をするのが、確実であり企業への印象も良くなります。電話は顔は見えないものの、企業側にとっても内定を貰った側にとっても話しが直接出来るので、メールよりトラブルや行き違いも起こりにくいです。そして、電話する事の一番のメリットは、こちら側の気持ちや誠意が伝わりやすい事です。

 

電話をする際は、内定先の企業が忙しいと予想される時間帯をなるべく避け、言葉使いに気をつけて電話をしましょう。電話が苦手な人や緊張してしまう人は、電話で話す内容を予め練習してからかけましょう。電話の最初に、「内定を頂きありがとうございます。」などの感謝の気持ちを一言伝えるのを忘れない様にしましょう。

 

メールでの返事の仕方での注意点は、件名を見ただけで相手が内定の返事とわかるように書き、内容は簡潔に分かりやすく、誤字、脱字に気をつける事です。メールは、送る側の文章力が出るところなので、慎重に確認を重ねて送りましょう。

 

また、郵送で内定通知が届いた場合は、電話で一度返事をし、お礼状を送りましょう。誠意が伝わりやすいのでお礼状は手書きで書く事をお勧めします。

2018/03/27

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