就活コラム

出版社の履歴書やESはどう書くべきか?志望動機など

2018/03/11

Column

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1.出版社は「文章の専門家」

ごく当たり前のタイトルで、今さら感満載ですが、この認識をした上で履歴書やESを書くのと書かないのでは、そのできばえに雲泥の差が出ます。

 

「出版社のエントリーシートは、書くことが多い」とよくネットで話題になっていますが、出版社に提出する履歴書やESには注意が必要です。またESだけではなく、履歴書の「志望動機」欄と「趣味・特技」欄は、他の方との差をつけることができる最重要ポイントです。では一体それらは、どのように作成すればいいのでしょうか。

 

その前にまずESを一言で説明すれば、「申込書(応募用紙)」という意味になります。ESは一次選考として応募者の絞り込みに主に使用されます。ある程度の規模の企業では書類選考的な意味を持たせているところも多く、応募者の大部分がESで不合格になる場合もあります。だからESは非常に重要なのです。

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2.ESは面接への突破口の第一段階

ESの簡単な説明は上記の通りですが、ではどのようなESが文章の専門家(出版社)の目に留まるのでしょうか。その前にESの質問事項とはどういった内容なのでしょうか。

 

出版社とか関係なく、ほとんどの業界で聞かれることが、「自己PRを書いてください」という質問。この質問は“自分”を理解してもらう最大のチャンスです。例えば自己PRで“協調性”をアピールする場合、その根拠が必要となります。ただ出版社のESでは、その根拠を学生時代の経験に絡めて述べるにとどまらず、“協調性”を出版社で希望する職種にどのように活かしたいのかまでを書いてほしいのです。

 

出版社を希望されるタイプの方は、9割方本を読むのが好き、もしくは文章を書くのが得意な方だと思います。そういった“ライバル”たちと少しでも違いを見せるには、過去の自分の経験からの自己分析ができているのは当然のことで、それを踏まえたうえで入社後のビジョンを示すことが大切です。それにより「うちの会社をよく研究している=入社への意識が高い」と見なされて、書類通過率が上がるというわけです。

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3.「志望動機」でも入社後を書きましょう

おそらく「貴社の業務内容に興味を持ち、志望しました」とだけ書かれる方はいないとは思いますが、志望動機欄はいわば「私が貴社に入社をしたら、何をしたいのか」ということを、熱意とやる気を見せながらアピールする場になります。

 

例えば希望職種が編集だとします。その場合、「どんな本を作りたいのが」「その本は誰に書いてもらいたいのか」「その本をどんな方々に読んでいただきたいのか」などをあらかじめ想定した上で、志望動機に盛り込んでください。数ある履歴書のなかでも際立つ履歴書となるでしょう。また希望職種が校正だった場合、例えば義務教育間公立の学校に通っていた方なら経験があると思いますが、結構ミスプリントが多いです。しかもそれは宿題プリントのことで、特に低学年だったり生真面目な児童は、非常に悩んでしまいます。

 

その経験を基に、自分のそのような経験を活かして、貴社で入社したら子どもたちが学ぶことの楽しさを知ってくれるような校正がしたいです、というように自分の経験と未来をリンクさせて志望動機を書いてみると、目に留まる履歴書になれる可能性はアップするのではないでしょうか。

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4.趣味・特技欄も気を抜かずアピールを!

私も、数ある趣味の中でも必ず一番に挙げるのが、読書。ただ出版社に提出する履歴書の趣味欄に「読書」と一言だけ書くことは、非常に寂しいことです。たぶん出版社への入社を目指す方に限って、そのようなことはなさらないとは思いますが。この趣味欄も出版社に提出する履歴書では、かなりのアピールポイントになります。

 

たとえば、ファッション雑誌を発行している出版社に提出する履歴書ならば、「趣味:ファッション雑誌を読むこと」と書いた後、「好きなファッション雑誌」「その雑誌が好きな理由」「自分が編集者ならば、このモデルさんを使ってこんな特集を組んでみたい」などを考えた上で記入しましょう。

 

また例えば、参考書や問題集を発行している出版社に提出する場合でしたら、「今子どもたちの間でこのようなキャラクターが人気なので、このキャラクターを扱った問題集を作って、売り上げアップを図りたい」ですというように書いてみてはいかがでしょうか。

 

また、「インターネットのニュースや新聞でも話題になりましたが、“うんこドリル”のようなオリジナルのヒット作を作るために、こんなものでこんなキャラクターを創作してみたい」など、その履歴書を提出する出版社にあわせた内容で、趣味・特技欄をしっかりと自分のアピール欄として利用してみるのも効果的だと思います。

 

担当者の心に残るようなESや履歴書を書くことが、面接への第一歩。まずは“自分”という人間をしっかりと理解してもらうためにも、心を込めてそれらを記入しましょう。

2018/03/10

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