就活コラム

休学生が教える就活を走りきるための4ステップ

2018/01/15

Column

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1.学生延長の目的や理由は様々

ここまで色々と書いてきましたが、それでもやっぱり「休学するのって怖い…」とか思ってしまう大学生の皆さん!
自分の好きなように生きていましょう!

 

休学も留年も強制されてするものではないですし、してもしなくても大きな判断には何らかの葛藤みたいなものがつきものです。

 

かくいう筆者も最初から強い思いがあったわけではありませんし、「就活楽しくなくて筋トレに走る」という凄まじくしょうもない理由で就活を放棄しています(笑)

 

一つ言えるのは、休学するかしないかで悩んでいることに時間を使っているくらいなら、”何かしらのアクションをすべきである”ということです。

 

そしてそのアクションで被るデメリットなんて学生生活を終えた社会人生活の中で、なんら影響を及ぼすことはないはずです(及ぼしてしまっているやんちゃをしすぎた方々、切り替えていきましょう)。

 

「素直であること」という特徴はまさにこの意思決定にもいえることで、自分のしたいことや在りたい姿に素直であることが学生生活やその先にある就職活動を身のあるものにする一つの鍵なのではないかと思います。

 

このコラムを読まれた方の何かしらの後押しになれることを祈っています!

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2.「1年遅れること自体」はハンデではない、むしろチャンス

休学の目的や、享受するメリットを色々と紹介してきましたが、「どんな人が休学に向いているの?」という疑問が残りますよね。これも最近筆者の周りに増えてきたモラトリアム延長組の様子を通じてお伝えできればと思います。

 

・フラットに考えられること

業種や職種の選定などで活かされる要素です。例えば今まで商社、メーカーにこだわっていた人の中でも、そもそも自分のやりたいことはほかの環境でもできるのではないか?など固定観念に囚われず物事を考えられる人は、期間をフルに活用して身を置くべきポジションを見つけているイメージです。

 

・成長欲求があること

これはあくまで一つの傾向といえます。インターンなどに飛び込むことで成長欲求が醸成されることもありますが、モチベーションの源泉は色々あります。むしろ重要なのは「主体的に動くこと」「自分の頭で考えること」で、これらの要素の大切さは成長したい人に限らないです。

 

・素直であること

はい。断トツで求められる傾向ですね。というかこれが全てではないかとすら思います。素直な人って、好奇心に従順だから何でも吸収するんですよね。だから自分に合う合わないを決定するのも早いし、その結果自分の魅力を伸ばす段階に到達するのも早いんだと思います。

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3.雑感。こんな人が休学に向いてます

そもそも、世にいう「学生モラトリアム延長組」は何を考えて休学に踏み切るのでしょうか。筆者の肌感覚で、いくつかの事例を羅列したいと思います。

 

・留学

休学生の圧倒的シェアを誇る事例ですね。留学した友人の楽しそうな声を聞き、「留学しとけばよかった」という会話も飛び交いがちです。でも凄いですよね、時間的・金銭的なリソースを、知的好奇心と異文化理解に注ぎ込む心意気は半端ではありません。今までの価値観がぶっ壊される、この経験は日本の外でないとまずできないと思います。外資や商社に進む学生が多いのも、そんな経験に裏打ちされたオーラが垣間見えるからでしょう。

 

・長期インターン参加

こちらも最近のトレンドです。学生のうちにベンチャー企業で営業やマーケティングを磨き、即戦力の人材として新卒の就活戦線に臨むアドバンテージはとても大きいです。企業側からしたら教育する必要がないですし。「東京にベンチャー企業集まりすぎでは?」という懸念も、地方への就活支援などのサービスの台頭で少しづつ解消されつつあるようです。

 

・部活頑張りすぎた

部活に打ち込みすぎて就活に切り替えられなかったタイプの就活生です。めちゃくちゃ部活にコミットはしていて、努力家だけど不器用なタイプの就活生にありがちなようです。やりきるマインドが尋常ではないのでポテンシャルは高いんですが。

 

・就活がピンと来ないor上手くいかない

恥ずかしながらこれ、実は当時の筆者なんですよね。自分が世の中に出て何を果たしたいか、どんな人間でありたいか、考える機会が必要だったようです。まだまだ至らないことも多いですが、それはもう色々な機会を頂き色々考えました。

 

・シンプル留年

単位取ってください。応援しています。

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4.休学に踏み切れなくても「好きに生きていこう」

表題通り、学生生活を延長すること”そのもの”はビハインドではなく、むしろ糧を与えてくれることが多いです。いくつか理由はあります。

 

・「学生時代頑張ったこと」として語れる

まあ、これに尽きますよね。頑張るために休んでるみたいなものですからね。留学で培った順応性や、インターンで培ったスキルやコミュニケーションスキルは、何物にも代えがたいものです。

 

・「挫折」を語れる

これは僕のケースで言えることなんですが、就活に挫折して、這い上がろうという行為こそが、最大の挫折からの立ち直りといえると思いますし、堂々と挫折経験として就活でも語ることができます。

 

就活としての挫折ではありますが、このタイプの挫折は自分自身の今後の人生において、大きな示唆を与えてくれる、と僕自身は信じていますし、万人に言えることだと思います。

 

・「大学生の在り方」について考える機会となる

これ、大学の外に出てる人なら分かると思うんですが、自分にとっての大学ってなんぞや?自分が大学生である意味とは?とか結構考えるようになります。

 

今まで適当に受けていた大学の講義や、意味不明な制度も、一歩引いた目線で考えることになるので、大学に復帰したときに自分の専攻とする勉強や活動に今まで以上に注力する人が多いようです。

2018/01/14

就活にインターンは必要か