就活コラム

TOEICに大学生で挑戦する!目標への一歩へ

2017/12/27

Column

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1.TOEICとはなんぞや?

TOEICとは、「Test of English for International Communication(国際コミュニケーションのための英語力測定の試験)」 の略で、「今は英語なんて必要ないし~」と思っていても、いざ勉強してみると外人さんとちょっとした会話ができたり、世界が大きく変わるかもしれません。

 

今の世の中、例えどのような職業に就こうと、何をしていようと、「英語が話せたらな~」と思うことは多くの人が一度は感じることでしょう。私は日本に帰ってきて離婚。子供を育てるために働かなければならず、最初に行った航空会社(派遣社員)の面接でまず聞かれたことが「TOEICは何点ですか?」でした。その時の私は「はぁ?TOEICってなんですか?」で、存在すら知りませんでした。ただ、面接の雰囲気からとりあえず取っておくべきと考え、TOEICについて調べてみたところ、解答は選択制で、1時間ずつListening100問、Reading100問、計200問。ということは、1問に対して迷う時間がなく一瞬で、かつ正確に解答を出さなければならない。私は約2ヵ月の短時間で効果的、かつ飽きない勉強法を考えてみました。

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2.ナゼ受ける必要があるの?(どんなメリットがあるの?)

「TOEIC取得が必要か否か」で言えば、極論は「ない」でしょう。ただ、私は短大中退で英語が話せるだけで大した資格はなし。それでも日系大手航空会社や社長秘書まで勤め、部長職まで経験しました。当然、TOEIC860点が全てではありませんし、過去にいた会社の人では900点以上の人もいましたが、一般職のままでした。ただ、持っているといないとでは、就職のファーストステップである面接に進めるチャンスは変わってくるでしょう。

 

特に外資系や航空会社へ就職した人達は絶対に600点以上は取っておくべきです。実際に、私が受けた面接でも企業側はTOEICの点数について必ず触れてきましたから。今の世の中、業種問わず、少しでも英語が分かる人の方が企業側としても良いでしょうし、また、分かる単語が多ければ多いほど、なんとなく英語でのコミュニケーションが取れるようになります。今英語に無関係と思われる職に就きたいと思っている人でも、また、英語が嫌いな人でもこれから生きていくためにTOEICは取っておいた方が大きなプラスとなり、デメリットは1つもないでしょう。そして、受けることを決意したら・・・どうせ受けるなら楽しく勉強し、1点でも良い点数を取れるように頑張るのみ!です。

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3.効果的な勉強法

1.日本人が漢字を間違えるように外人もスペルミスはします。「appreciateのpは2つだっけ?」とか…。そこで私は本1冊分の単語(約10,000語)のスペルを正確に覚えることから始めました。単に本を見て覚えるのではなく、私は一瞬でもスペルを迷ったもの、間違えたものは紙が真っ黒になるまで、手が覚えるまで書き続けました。とても原始的ですが単語が分かるか、正確に書けるか否かがTOEICの点数を大きく左右します。例えば、「correct」と「collect」など、いざテストとなると迷うものです。単語(スペル)を正しく覚えることがカギです。

 

2.フレーズをたくさん覚えること。例えば「proud (of)」「just (in) time」など虫食い問題に出てきます。もちろん、参考書などで覚えるのも一つでしょうが、応用を効かせるためには会話が一番、ひたすら英語を聴くことです。テレビを観る、好きな音楽を聴く、最初は分からなくて当然です。でも、諦めず聞き続けるのです。私も最初の頃はテレビを観ても、ラジオを聴いても全てを聴き取ることができませんでした。しかし、その環境にずっといるとある日突然、耳が外人に変身するように理解できるようになりました。そして、なんとなく分かるようになったら、聞き取れるけれども理解ができない単語はすぐその場で調べること。そうすると単語だけでなく、使い方が分かるようになります。では、何を観るのか?映画だとディズニー、ドラマだとアメリカ系よりイギリス系(Inspector Morseなど)の方が聴きとりやすく、私はおススメします。

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4.どのように役立つか(役立てるか)

日本でよくありがちなのが、資格を取得して満足!終わり!。これではもったいないと思います。学生であれば、当然、資格は就職活動に大きなプラスとなるでしょうし、そのために資格を取る人がほとんどでしょう。しかし、資格は履歴書に書くだけのものではないと思います。資格とは自分が生きていくために活かしていくものです。例えば、TOEICの勉強をしてある程度ヒアリングができ、話せるようになる。それにより、関わる人達が増え、それが人生を大きく変えるかも知れません。例え、今英語に興味がなくても、日本語以外の言語が理解できると世界も広がります。

 

もし、アナタがTOEICを取得したら、まずは一度海外へ行ってみて下さい。そして、勇気を持って、TOEICの勉強で覚えた単語やセンテンスを思いっきり使ってみてください。そうすると、今までなかった自信がつき、見えないものが見え、気付かなかったことに気付く。また今まで表現できなかった自分が表現できると思います。それにより、アナタの人生観や価値観が大きく変わり、進む方向が変わるかもしれません。資格を活かすか否かはアナタ次第!TOEICはアナタの人生を大きく変えるかもしれません。実際に私はそのおかげでたくさんの職に就くことができ、たくさんの素晴らしい人達に巡り合えたのですから。

2017/12/26

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