就活コラム

大学通信教育/専門学校に通う人が教える就職活動

2017/12/01

Column

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1.2つの学校に通っていることをアピールしよう!

2つの学校に通うことは大変です。大学通信教育と専門学校の試験が被ったり、とにかく試験や授業が多く忙しくて時間がありません。就活ではその点を話す場面もあります。そのときは企業に自分をアピールするチャンスです。今まで学習してきたことを思い出し、何を勉強してきたかをアピールしましょう。大学生活で基本的な単位を取得し、専門学校で専門的な要因を学んできたあなたは、企業から見れば努力の塊に見えるでしょう。

 

基本、就職は大学の方が有利です。企業側の募集条件が「大卒以上」になっている場合があり、専門卒では、応募出来ない企業がある点です。大学より専門が有利になる可能性があるとすれば資格の取得状況があります。専門学校の場合、資格対策が重視されるので、資格を多く取得できれば、アピールできるでしょう。企業によりますが、大学通信教育と専門学校を通っているあなたは「専門以上」と「大卒以上」の両方を受けることが可能です。

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2.自分の性格を面接で伝えよう

2つの学校を卒業するのは、大変至難なことです。しかし、あなたが卒業できたとしたら、面接官はあなたをまじめな性格だと判断するでしょう。やはり人間は真面目な人間が好きです。自分の性格について、これらは大変就活で大事になります。そこで、自分自身をアピールするには自己分析が必須です。自分の性格を伝えるために、私は○○な人間です。このように、まず結論を述べましょう。相手が話す内容を理解しやすくなりアピールができます。できるだけネガティブな発言は避け、自分の明るい面を出しましょう。企業で活躍するポテンシャルを持っているのをアピールするために大変大事です。

 

新卒採用では仕事の経験から能力を見極めることができません。そこで着目されるのが将来的に活躍が期待できる資質を持っているか否か。性格からその資質が伝われば、評価してもらえる可能性が高まります。面接前に志望動機は充分準備しておきましょう。模擬面接をしておくことをお勧めします。

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3.専門学校と企業とのコネを大事にしよう

専門学校の就職率はとても高いです。なぜ高いのかは専門学校の教師は生徒を企業におすすめする「コネ」を持っているからです。私の学校でも企業がわざわざ来てくれて、生徒を入社させたりしていました。このように企業が学校に来てくれるのは、教師に元々そこの企業に居た人がいたり、生徒がその企業に就職したからです。しかしコネで入社できたとしてもデメリットがあります。

 

・紹介してもらったので、退職しづらくなる

・新人の間で実力差があると、追いつくのに苦労する・仕事ができないと陰口を言われるかもしれない。

 

このように様々なデメリットがあります。

 

やはりそれでも就活が本格化し始め、インターンシップやOB訪問に奔走している人、じっくり落ち着いて企業分析を進めている人、様々な人がいますが就活生の皆さんに一番オススメするのは「コネをつくること」です。

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4.結局何が大切か

2つの学校に通い何を得たか。この点を重視し就活で生かすことが大切です。企業が知りたいのは学生時代にどのようなことに取り組み、どのような能力を育んだのか。入社後にどのように仕事に取り組むかを予測するため。もっている能力が仕事にどんな風に活かせるかを知るためです。

 

そしてなぜそれを頑張ったか。それを行う上でどんな困難があったか。そしてその困難をどのように乗り越えたか。その結果何を手に入れたか。頑張った内容ではなく、どんな風に考えているか、困難をどのように乗り越えたか、などその人自身の人柄をみています。そしてたとえ就職したとしてもそれで終わりではないです。自分にベストな企業なのか、根本から考えてみるのもいいでしょう。就職難の時代になってから就職活動は激化するばかりですが、内定をもらい就職したからといって自分の人生のすべてが決まるわけではありません。

 

大切なのはこれから先、仕事を通して自分がどう生きていくか。一時の感情に振り回されることなく、自分が何をしたいのかを考えるのが良いと思います。

2017/11/30

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