就活コラム

ココさえ押さえればOK!効率の良い業界研究のやり方

2017/11/20

Column

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1. そもそも業界研究って必要?

私は新卒で人材企業に入社し、さまざまな企業・業界の求人広告の作成をおこなっていました。さまざまな企業に取材をする中で見えてきたのは「業界にはある程度決まった系統がある」ということ。

 

例えば、不動産業界は男性であれば比較的体育会系でノリの良いタイプの方が多く、女性であれば髪の毛やメイクが派手めな方が多い。特に投資不動産などの高額な商材を扱う業界であればあるほどその傾向が強く、賃貸不動産などの継続的に利益をあげる業界であれば少し控えめになる…といった具合です。もちろん外見だけでなく、ビジネスとしての違いもあります。投資不動産を扱う場合、高額である分結果を出すのが難しく、結果を出した時はリターン(給与)が大きい。賃貸不動産であればある程度繁忙期(春・秋)が決まっているため、1年を通してメリハリが生まれやすいということも特徴の1つだと思います。

 

以上のことからも「衣食住のうち、「住」を支える仕事がしたい」という真面目で大人しい方がこの業界の特性を理解せずに投資不動産を扱う会社に入ったら、ミスマッチが生まれるだろうということは容易に想像できますね。自分に合った業界を探すといううえで単純に会社や業界のハードデータ(規模・売上・動向)ではなく、ソフト面を理解するための業界研究が重要だということをご理解いただけたでしょうか。

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2. 本当に必要なのはハード面ではなくソフト面を理解すること

業界研究と一口に言っても、その意味合いは人によってさまざまだと思います。就活生のころの私は業界研究を「その業界のマーケットの大きさや将来性、トレンドなどを調べること」だと理解していました。もちろん、それも間違ってはいないと思います。しかしそれらの情報が就活の時点で役に立つかと言われると、そうではなかったように思います。なぜなら面接において「この業界は将来的にどうなっていくと思う?」などという高度な質問を受けた覚えがないからです(現役の社員に聞いても難しい質問です)。

 

就活時代にほとんど業界研究をしていなかった私の個人的な意見としては、希望する業界に属する企業ではどんな職種があり、その職種が何をしているかを調べ、入社後のイメージを理解することの方が重要なのではないかと思います。それでは業界研究はまったく必要がないのか?というと、これまでの意見とは矛盾するようですが、答えはNOです。

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3. どうやって調べれば良いの?

「業界にはある程度決まった系統がある」と上述しましたが、私がいた人材業界には少し例外もありました。最後に少しだけ紹介したいと思います。

 

人材業界において、長らくトップを独走している企業があります(業界内ではRと呼ばれていました)。特に関東圏に存在する人材企業のほとんどがこのトップ企業の卒業生が立ち上げたと言っても過言ではないほど、この企業の影響力は大きいものでした(Rの卒業生が立ち上げた企業を、業界ではR系と呼んでいました)。つまり、R出身の経営者がいる企業はもれなくRの系統を受け継いでおり、人材業界のイメージはこの企業たちが作っていたのです。逆にR出身でない経営者がいる企業は「いわゆる人材業界」とは違った社風を持っているように感じました。人材業界は少し特殊な例かもしれませんが、このように企業のルーツからその会社の特徴を調べるのも1つの手かもしれません。

 

結局は業界ではなく企業に就職するわけなので、その企業に関する特徴をつかんでおくことが大切。入社後のミスマッチを防ぎ、有意義な社会人生活を送ることができるよう準備をしておきましょう!

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4. 余談:企業のルーツを調べてみる

上記のように企業・業界のソフト面を理解するためには、四季報や新聞ではなくやはり「人」から情報を得るのが大切だと思います。例えばこれまで多くの企業・業界へと学生を送り出してきたキャリアセンターの職員の方や、OB・OGは確実な情報源となるでしょう。余裕があれば希望する業界の企業に出入りしている社員の方を観察してみてもいいかもしれません。「〇〇業界 向いている」「〇〇業界 服装」などとネットで調べてイメージをつかむのも1つの手だと思います。

 

このときにあまりオススメできないのは掲示板などの情報を参考にすること。基本的にこういった掲示板に投稿されているのはその企業・業界を辞めてしまった人(つまりミスマッチだった人)の一方的な意見です。同じ会社に入社しても、感じ方は人それぞれですので「こんな意見もあるんだな」程度で良いでしょう。

2017/11/19

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