1.キャビンアテンダントのキャリアパスについて
総合職として入社すると、最初は整備現業に配置され現場でしか味わう事ができない知識、経験を積むことからキャリアがスタートします。その後、入社3年目頃以降からエアラインエンジニアとして、航空機整備業務の全般(品質保証・生産計画・総務企画・整備技術・運航技術・教育訓練・整備現業)を担う仕事に就きます。
またそれ以外にも、航空機エンジン、部品メーカーへの出向などがあります。入社5年目頃以降には、航空機の品質チェックを行う検査のためボーイングやエアバスなどアメリカやヨーロッパの航空機製造メーカーへ、一定期間赴くチャンスもあります。海外の航空機製造メーカーと折衝する際には、英語でコミュニケーションを取ることが求められているので英語力は必須です。入社11年目以降は、これまでの経験をもとにマネジメント職としてグループを取りまとめる現場監督としての仕事がメインになります。
以上、エアラインの様々な職種についてのキャリアパスをご紹介いたしました。エアライン業界では柔軟な思考力と果敢に挑戦できる人を求めています。今後、エアラインへの就職活動をされる方は、各エアラインの研究をした上で「入社したらこんなことをやってみたい。」というビジョンをはっきりと述べられる準備をしておきましょう。