就活コラム

ホップステップの就活で、自分を超える仕事に出会う

2017/10/27

Column

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1.狭い自分の枠の中で考えない

学生時代、わたしはグラフィックデザインを勉強していました。デザイン科の学生であれば、就職もそのスキルを活かせる広告代理店、デザイン事務所などに応募するというのがポピュラーです。

 

わたしは当時、広告代理店とデザイン事務所のみにターゲットを絞っていたのですが、夏の間にすでに就職が決まっている同級生が何人もいたことを夏休み明けに知りました。彼らは大手企業の広報部というポジションに応募していたのです。それはわたしには思いもつかない選択でした。考えてみれば、大手企業の広報部であれば、福利厚生も充実しているでしょうし、そのころ広告関係に蔓延していた劣悪な労働環境もそうなかったでしょう。

 

この経験で学んだことは、情報はなるべく多く、そして就職先を決めつけない、ということでした。当時わたしはバイトばかりしており、横のつながりに欠如していたのです。わたしは就活するにあたって、自分の狭い価値観でしか就職先を考えていなかったことに気がつきました。気づけば、わたしのチャレンジできそうな手頃な企業の広報部の募集は終わっていました。

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2.可能性を広げる時期も必要

それから一通り就活をし、バブルの時期で就職が今より難しくなかったこともあり、最終的に情報誌の制作をしている会社に就職しました。当初の自分の希望とは違う仕事でしたが、就活で思うような結果に至ることができず、一方同級生たちがいい企業に就職しているのをみて、自分がなにをしたいのか迷いはじめ、とりあえず就職し、なにができるか試してみようという気持ちでした。

 

その会社では紙面のデザインと同時にコピーも書くという業務を担当しました。文章を書くのは小学生のころは得意でしたが、仕事となると勝手が違います。しかし仕事と思い頑張ってみると、文章を書くことに関わる面白さに目覚め、その後はプライベートでも得意のイラストと組み合わせる絵本の文章を書き始めました。

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3.現実的に対処する

上記の会社には3年ほど在籍しましたが、その後、自分の可能性を試してみたいという気持ちから、フリーイラストレーターの道を選びました。けれども予想していたように、その道はそう簡単ではなく、経済的に自立したいとの思いから、アルバイトをはじめることにしました。

 

アルバイトは今までしたことのない、事務系に応募しました。デザイン事務所などでバイトをはじめると自分の時間が取れないことはわかっていたので、時間分働けばいいという形態が良かったのです。面接では自分の考えをはっきり伝えましたが、未経験で採用してくれる会社はなく、門前払いは当たり前のようにありました。

 

今後フリーのイラストレーターとしてやっていくなら、副業はどうしても必要だと考えたわたしは、もっと現実的に考え、時給が多少安く、希望に合う条件ではないとしても応募することにしました。事務職の経験を積む修行と考えたのです。その結果、熱意が伝わったのか一般事務のアルバイト職を得ることができました。一般事務の仕事ではそれまで学ばなかった社会人としての常識を教えていただき、現在の自分の社会人としての基礎になっています。

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4.まとめー思わぬ展開を拒まない

それからいくつか一般事務の仕事をしましたが、最初は安い時給だった事務系のアルバイトも派遣社員になれるまでに成長することができました。

 

一般事務をしながら、イラストの仕事を細々とし、コピーを書いていた時代から趣味のようにしていた文章を友人が認めてくれたことから、ライターの仕事につながるという展開にもなりました。

 

これまでの経緯から、自分はこれしかできない、と可能性を狭めなかったことが今の自分を作っているのではないと思います。多少理想とかけ離れていても、とにかくチャレンジしてみる。その結果、知らなかった自分のポテンシャルに気づくこともできると思うのです。

 

これ、と決めないこと。素直な気持ちで仕事に取り組むこと。自分にはまだ知らない才能がある。そう信じて就活をし続けることで、人生は思わぬ展開をすることがあります。ぜひ自分の枠を超えて就活にチャレンジしてみてください。

2017/10/26

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