就活コラム

語学力を活かした仕事がしたい人必見!目標や夢を叶える考え方

2017/08/21

Column

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1. あなたはどっち?海外志向の学生の2パターン

必ずしも海外で働くだけが、語学力を活かせる仕事というわけではありません。実は、身近な企業や意外な業種でも、よく考えてみたら外国語を使える、活かせる仕事が多くあります。

 

①「日本を拠点」に外国語を使う仕事をする場合

 

【仕事の種類】
まず、一般的に英語を使う仕事としてよくイメージされるのが、商社や外資系企業です(「そもそも商社って何やっているかよく分からない。」という人はググってみてください!)。

 

しかし、英語を話すということが目的であれば、英会話教師、留学カウンセラー、もしくは、海外観光客に人気の観光地にある料理店のスタッフ、世界的チェーン展開をしているホテルのホテルマンなども選択肢に入ってきます。また、英語を使って書類作成をしたいということであれば通関士やメディカルライターという仕事もあります。

 

【必要スキル】
これらの仕事をする上では言うまでもなく、語学力やコミュニケーション能力が大切になってきます。仕事内容によって必要とされる語学のレベルも初級レベルからネイティブレベルと様々です。入社時に基礎的な語学力を求められるものもあれば、研修を通して鍛えられるため語学力が明記されていない会社もあります。

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2. 実は身近にある語学力を活かせる仕事

留学経験があるから、帰国子女だから、経験を活かして海外に関わる仕事・英語を使う仕事をしたい!そういう想いを持った人は多いと思います。実際に、留学経験がある私も紛れもなくその一人でした。しかし、私が就職先に決めたのは、国内企業を対象にしたコンサルティング会社。

 

「英語を使う仕事とは」「海外に関わる仕事とは」ということについて就職活動や留学先を通して感じたことを交えながら、どうしてそういう決断をしたのかということについてお話ししていきます。

 

そもそも海外志向がある人の中には2つあると考えています。

 

① 「日本を拠点」に、外国語を使う仕事をしたい人
② 「海外を拠点」に、主に海外で仕事をしたい人

 

まずは、それぞれどのような方法や仕事があるのか、そして、その仕事に必要なスキルは何かということについて見てみましょう。

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3. 海外で働く為に語学力は必要ない?!

海外で働くことを目標としていても、「外国語が話せる=海外で働ける」というわけでもありません。では、語学力以外でどのようなスキルが必要になるのか、ご紹介します。

 

②「海外を拠点」に、主に海外で仕事をする場合

 

【仕事の種類】
海外を拠点に正社員として働くには主に「海外駐在」と「現地採用」があります。海外駐在の可能性が多い業種として、商社・流通・製造が挙げられますが、会社の規模感や海外進出への意欲などによってもチャンスは左右されます。

 

詳しくは企業のホームページで派遣人数や海外売上比率をチェックしたり、説明会に参加し質問したりしてみてください。

 

また、現地企業もしくは現地の日系企業に直接応募することも、ハードルは高いですが可能です。業種は多岐にわたりますが、IT分野やマーケティング/セールス分野での採用が多いようです。他にも、美容師やアーティスト、ダンサー、通訳、寿司職人など手に職をつけて活躍されている方も数多くいます。

 

【必要スキル】
海外を拠点に働く為には、もちろん最低限の語学力も必要ですが、それ以上に「ビジネススキル」が大きく重要になってきます。つまり、その会社に入るときに「ビジネスができるかどうか」が大きな判断基準と考えられます。

(もちろん、性格が全く見られていないかというとそうではないと思いますが。。。)

 

美容師やアーティストなど手に職をつけた方々が多く活躍されているということからも、言語力よりも何かに特化した「知識」や「技術」を持っていることの重要性をわかってもらえるのではないかと思います。

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4. なぜ海外志向の私が国内コンサル企業を選んだのか

海外志向のある私が国内コンサル会社を選んだ理由、それは「将来海外を拠点に働きたい」という想いがあるからです。そして、そのために必要な「ある業種に特化した知識・ビジネススキル」を手に入れられると思ったからです。

 

私自身、もともと商社も受けていました。志望度が高かった商社からも内定をもらっていたら悩んでいたかもしれません。でも、改めて「将来どうなりたいのか」ということを考えたときにこれが最適で、一番目標に近づける道であったと思っています。

 

これまで頑張ってきた語学を活かしたいという想いは大切です。しかし、言語はあくまでもツールで、本当に大切なのはそれを使ってあなたが「何をしたいのか」「どうなりたいのか」ということです。

 

目標や夢を叶える方法はいくらでもあるし、道はあります。是非もう一度、素直になって、自分自身がどうなりたいのか問いかけてみてください。Best of Luck!

2017/08/18

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