就活コラム

なぜ多くの人事は”リーダーシップのある人”を重視するのか?

2017/07/24

Column

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1.かねてからの疑問

「学生時代に、周りを引き込んで何かをなし遂げたことはありませんか。」私が最初にこの質問を受けたとき、返答をしながらも少し頭に引っかかりました。それは、会社にリーダーはたくさんいらないからです。

 

リーダーシップのある人物ばかり採用するのは、戦隊ヒーローにレッドが複数いるようなもので、個々では優秀な人が多くても、不必要な主導権争いが起こり、チームとしての体をなしません。むしろリーダーを横で支えるタイプや、反対意見を言えるタイプ、あるいはそれらの対立をうまく調和できるタイプが見過ごされる危険があると思いました。

 

かつてから不思議に思っていたことでありましたから、あるとき私は人事の人にこの疑問をぶつけてみました。すると返答された答えが、「会社はチームで活動するので、その経験があるかどうかを見ている」とのことで、言いたいことはわかるものの、先ほどの疑問は解消されませんでした。

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2.学生時代の経験

大学3回生の方であれば、まだ就活解禁まで時間の余裕があるわけですから、すぐにリーダー経験を積むことをおすすめします。とは言っても、特に新しいことをする必要はありません。今までやってきた活動を考え方を変えて、真剣に取り組めばよいのです。

 

例えばアルバイト。いつも、何も考えずに淡々と業務を行ってはいないでしょうか。時給以上の付加価値をどれだけ生み出せているでしょうか?バイトだから、と言い訳するかもしれませんが、だらだら時間をつぶして仕事をする行為は癖になります。無為無策に時間を潰すのではなく、どうしたらお店の利益が上がるだろうか、ということを考え、時給以上の働きを見せましょう。

 

また、サークルやゼミの幹事を務めてみてもよいでしょう。歓迎会や先輩の追い出し、ゼミの大会など、面倒ですが一番手軽にリーダーの考えに触れられると思います。

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3.今から始めるリーダーシップの高め方

その後、ふと思い返したのが、高校時代の経験です。高二の時に、周りに押し付けられ、学校の美化委員長という役を引き受けることになりました。その中で感じたのは、リーダーの仕事は、ほとんどが地味な作業であるということです。

 

昼休みに突然先生に呼び出される、放課後居残って議事録の作成、活動中に悪いことをした生徒の監督責任として叱られる。かなりの貧乏くじです。
また、委員会の活動内容を決める際には、教室の前に出て、場を取り仕切るのですが、こそこそ話をしている人や、寝ている人、全く意見を出さない人がいました。注意をしても聞かないので、そのまま進めて、行きましたが、そういう人たちに限って、何かが決まるとブーブー文句を言いだします。

 

このように、踏んだり蹴ったりの美化委員長だったのですが、仕事を終えた後感じたのは、今までの自分も彼らと同じことをしていたなあ、という反省の気持ちでした。これからは、リーダーの考えをしっかり汲み取って、楽に指揮できるように動きたいと本心から思ったのです。

 

思うに、これがリーダー経験を会社が求める最大の理由ではないでしょうか。同じ従業員でも、リーダー経験のある人の方が、上の意向を汲んで働いてくれる可能性が高いわけです。

2017/07/21

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