就活コラム

転職経験者が語る!「効率的」な転職活動とは

2017/07/03

Column

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1.転職準備は在職中から

転職とは仕事を変えることです。ある仕事をしている中で「別の仕事(あるいは職場)に変わりたいな」と考え始めた時点が転職活動のスタートとも言えます。そうなれば、在職中にやれること、やっておくべきこともいろいろとあり、どれだけ取り組んで準備しておくかによって活動期間を短くすることができるのです。

 

転職を意識し始めたらまず始めにやることは、求人状況を確認することです。自分の望む求人は実在しているのか、あったとしてもどのような条件で募集されているのかをチェックしておきます。何でそんなことから?と思われるかもしれませんが、実は退職後に「やっぱり前の職場の方が良かった」と後悔する人が少なくないからです。一時の感情で後先考えずに退職してしまうと、結果として満足出来る転職には結び付きません。冷静に考えるためにも、まずは求人状況を確認することから始めましょう。

 

それでも転職を決意するなら、次は職歴の振り返りをしっかり行いましょう。中途採用の選考では前職の経験や実績が最重要視されます。例え異なる職種に転職するとしても「この経験がこの場面で活かせます」とアピールできなければいけません。時間を掛けてしっかりと振り返りをすることで、より多くのアピール材料を見つけ出すことができます。

 

ところで、この職歴の振り返りを「在職中にやるべき」と勧めるのには2つの理由があります。1つは給料が入って経済的に安定している状態で落ち着いて行えるから、もう1つは職場にいることでよりイメージが湧いて思い出しやすいから、という2点です。他にも次の職種が明確になっているなら在職中の職場で習得できるスキルを習得しておく、ということも大切なことです。

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2.無職期間を短くする

月末に退職して翌月の1日から新たな職場にて働く。これが最も効率の良い転職ですが、実際にこう上手くいくケースは少ないです。在職中は忙しくてなかなか休みが取れず面接に行けない、あるいは転職のことをオープンにしていないので休み辛いといった理由から応募活動が進まないからです。

 

しかし、最近では応募者側の都合に合わせてくれるケースも増えているようなので、可能な範囲で有給休暇を活用したり定時退社をするなどして面接の機会を作るようにしてみましょう。また、職場や取引先の人脈を活かしての転職なら、こうした時間的な制約に理解を示してもらい易くなります。黙って密かに活動するばかりでなく、伝えられる人には情報提供を求めることも重要な活動なのです。

 

また、中途採用の面接では、在職中の応募者には必ず「何時から勤務可能か」を確認します。この時に「何時でも大丈夫です」は禁物です。一見意欲を示しているように思えますが「引き継ぎもせずに自分の都合で勝手に辞めるのか?」と受け取られ、無責任な人物との印象を与えてしまいます。それよりも多少時間が掛かっても、しっかり引き継ぎをしてキレイに退職する人の方が好まれます。そういった見られ方もあるということを、理解してキレイな退職を心掛けましょう。

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3.無職期間中はゴールを決めて行動する

一方で、転職先を確定しないまま退職することになりそうな場合は、無職期間中の生活をどうするか目途を立てておく必要があります。失業手当も自己都合での退職なら3カ月間は支給されませんし、支給額も給与の6割前後程度です。また、それまでは給与天引きされていた健康保険や年金の保険料も、全額自分で支払うようになるので負担が大きくなります。

 

漠然と「当面は貯金で生活を」と考えていては、月々の支払額に焦ってしまい、落ち着いて仕事選びが出来なくなる恐れもありますので、ちゃんと生活設計を立てておくことが肝心です。そのうえで「何時までに転職先を決めるか」というゴールを設定してから、活動に臨むようにしましょう。これは私が就職相談に応じる際に必ず示す課題です。ゴールを決めることで「何時までに何をすべきか」が明確になり計画を立てた行動がし易くなります。

 

た、無計画に転職活動を進めていると「もう少し待てばもっといい求人が出るのでは」と考えがちになり、ズルズルと長期化する恐れも出てきますが、ゴールを決めておけば「ここが決め所」と決断できるようにもなります。

 

無職期間が長引けば生活が厳しくなるだけでなく、会社側にも「すぐに働けないのではないか」と余計な不安要素を与えることになってしまいますので、必ず計画を立てて活動することが大切です。

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4.充電期間を設けスキルアップを図る

前述のケースとは逆の発想で「どうせなら無職の期間を利用して資格を取ろう」と考える人もいます。「未経験の仕事に就きたいので、せめて資格だけでも取って準備しよう」とか「スキルアップのために在職中から目指していた資格があったが、勉強する時間が無かった。この機会に勉強しておこう」というようなケースです。ハローワークで斡旋している職業訓練もこれに当てはまりますが、こうした時間の使い方は、転職活動において有効なアピール材料になります。それに、同じように転職活動をしている仲間と交流できるので、モチベーションを高める効果もあります。

 

ただし注意すべき点もあります。それは「その資格や訓練が本当に次の仕事に活かせるものか」という点です。例えば、医療事務という仕事があります。女性に人気の高い仕事で「資格があれば転職に有利」との謳い文句もよく目にするのですが、現実には実務経験が無ければ、資格だけ持っていてもなかなか採用に至りません。また、WEBデザイナーやネイルアーチストといった資格も人気ですが、実際にその求人が出ることは稀です。

 

このように、せっかく時間と費用を掛けて取った資格が活かせないという事例もよくあるので、予め目指す資格と求人の関係性を確認してから取り掛かるようにしましょう。

2017/06/30

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