就活コラム

クリエイター必須!初心者でもわかるポートフォリオの作り方

2020/08/25

Column

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1.ポートフォリオとは?

ポートフォリオとは自分の能力を周囲に伝えるための「自己作品集」のことです。

 

自身のデザイン力や技術のスキル、過去の制作実績などを作品集としてまとめ、就職活動で自身の作品を企業にPR・アピールするために使用します。また、別の意味のポートフォリオもありますが、ここではクリエイターが企業に就職する為に、使用する作品集として説明をしていきたいと思います。

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2.なぜポートフォリオが必要なのか?

ポートフォリオには過去の制作実績を載せるのですが、全ての作品を載せるのではなく、特に制作過程でこだわったもの、自身が頑張って作ったものをピックアップしていきます。企業担当者は多くの選考者の作品に目を通さないといけません。たくさん作品を載せたからといって全て見てくれるとは限りません。できるだけ自信がある作品をピックし、厳選していきましょう。

 

【ポートフォリオの構成】
ポートフォリオに載せる情報として最低限、下記の情報を入れると良いでしょう。

・作品の画像
データやスクリーンショット、写真等どんなものを作ったかをわかりやすくレイアウトしましょう。

 

・使用ツール
どのソフトで作ったのか、どの言語で作ったのかを記載することで、自身のスキルのアピールにもなります。

 

・制作時間
どれくらいの時間で作ったのかを大体でいいので記載します。制作スピードも自己アピールの1つになります。

 

・役割
共同作業の場合、自分がどの役割でどの部分を担当していたのかを記載します。

 

・作品説明
コンセプトやどのようにして作ったのか、こだわった箇所など作品全体の説明を記載します。

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3.ポートフォリオにはどんな情報を載せればいいのか?

企業は求職者がどのようなデザインができるのか、どのくらいスキルがあるのか、履歴書だけではわかりません。その時ポートフォリオがあれば「このようなデザインができる」「このような表現ができる」「このような考え方で作品を作った」ということがPRできます。

 

「デザインはやったことがなく、作品はないが制作関係の仕事に就きたい」「制作経験はあるがポートフォリオがない」では相手のスキルがわからないので選考の土俵すら上がることができません。まだポートフォリオがないというなら、すぐにでも作成に取り掛かった方がいいでしょう。

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4.ポートフォリオはどうやって作ればいいのか?

主に「Illustrator」か「InDesign」を使って印刷データを作ります。

 

【印刷方法】
・自身のプリンターで印刷
できるだけ普通紙はさけ、高品質な紙に印刷します。

 

・印刷サービスを使う
ネット印刷等を利用すると、比較的安価に、こだわった仕様で印刷することができます。

[ラクスル]

https://raksul.com/
[プリントパック]

http://www.printpac.co.jp/

 

【製本方法】
・ポケットファイル
最も簡単な方法の1つです。印刷した紙を用意したポケットファイルに入れてしまうことです。味気がないと思うなら、ポケットファイル自体も何かしら加工すると良いでしょう。

・製本サービス
費用はかかりますが、印刷サービス以外にも製本をしているサービスがあります。
[キンコーズ]

http://www.kinkos.co.jp/

 

【Webサービス】
Webデザインができる人であれば、自身でサイトを作成してみるのも良いでしょう。しかし、それ以外の人にとってはハードルが高いのでポートフォリオ作成サービスを使って公開してみるのも手です。
[WIX.com]

https://ja.wix.com/

ポートフォリオは、デザイナーと企業を結び付ける名刺みたいなものなので、しっかりと準備して作成頂ければと思います。プラットインでは、ポートフォリオの思いをくみ取った選考を行っております。ぜひご応募ください!

2020/08/18

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