就活コラム

企業分析のポイントは“3つの流れ”を掴むこと【企業分析編】

2020/08/05

Column

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1.社会の流れを知る

まずは、社会の大きな流れをつかむことが大切です。企業も業界も社会の中に存在します。この社会の大きな流れを掴むことで、業界、企業もどう成長してきたのか、これからどのように移り変わっていくのかを読み解くことができます。

18世紀半ばから19世紀に産業革命がおこり、21世紀には情報技術の発展によって、社会や生活が変革するIT革命がおこり、これからの人工知能革命が起こると言われています。また、今後の日本は「高齢立国」「観光立国日本」になると言われています。

自分が興味のある業界、会社はこの社会の中で、どのような役割を果たし、誰にどんな価値を提供することができるのか。最近欧米企業を中心にミッションドリブンという言葉が叫ばれています。業界、特に企業はミッション(会社の社会のおける存在意義、価値)が大切で、そのミッションがどれだけ社会の課題や問題を解決することができるかが重視されつつあります。今まではサービス、事業ドリブンで成長してきた企業もこのミッションの大切さに気付きつつあるのではないでしょうか。

 

是非皆さんも時代、社会の流れを勉強し、今どんな時代に自分は身を置いているのかを自分なりに考えてみましょう。きっと自分が社会に貢献したいことが少しでも見つかるはずです。

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2.業界の流れを知る

多くの就活生はすぐに企業を見がちですが、企業を見る前に大切なことは業界です。上記の社会の流れに合わせて業界も変わっております。

 

特に追い風が吹く業界と、向かい風が吹く業界の2つに分かれます。これから皆さんが目指す業界はどんな風が吹いているのかを知らずに現在の知名度や風潮だけで選択するほどリスクなことはありません。しっかりと企業を見る前に自分が目指す業界が社会の流れの中で、どのような動きをとってきたのか、これからどのようになっていくのかをまずは勉強しましょう。

業界図鑑、業界地図、各業界ごとの書籍を読めば、過去、現在、未来が見え、業界の中でのそれぞれの企業の立ち位置、強み、弱みなどがよくわかります。なず企業研修の前に業界研究です。面接でも個社の質問の前に業界に関する質問をされることがよくあります。しっかりと自分の志望する業界の流れについて把握しておきましょう。

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3.会社の流れを知る

社会、業界、企業の流れを把握することの重要性を理解してもらえたでしょうか?改めてそこで意識すべきポイントは過去、現在、未来の3つの軸です。

【過去】社会、業界、企業がどのように変化してきたのか?それはなぜなのか?そしていつなのか?

【現在】社会、業界、企業がその過去の結果から現在はどのような状態にあるのか?わかりやすいところで様々な情報機関が発信しているランキング(就職企業ランキングなど)が参考になりますね。(※ランキングはあくまで偏った情報なので、必ず自分の目で確かめること)

【未来】社会、業界、企業はこれからどこに向かうのか?企業でいうとビジョンですね。特に皆さんは今後のビジョンに共感できるかを一つの指標にして頂くと良いです。

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4.自己分析と同じく、過去→現在→未来を意識すること

社会、業界の流れを知ったあとは、企業です。今後はこのコラムでも具体的な企業分析の方法を余すことなく、お伝えさせて頂きます。

 

上記の社会、業界と同じく、会社にも創業の過去から現在、未来があります。多くの就活生が企業研究で陥る、失敗する点はここにあります。会社の今現在しか見ておらず、会社がどんな思いで創られ、今までどんな歴史を歩んできたかをほとんどの学生が理解せずに就職活動に臨みます。

 

今の大企業も昔は一人の志ある人間から生まれたベンチャー、小企業です。今後企業分析をする上で是非会社の歴史から勉強してもらえると皆さんがその会社に興味を持った理由が明確になり、また志望動機が強まることでしょう。

2020/07/28

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