コラム

求人カタログの運営を通して

2018/06/14

Column

株式会社プラットインが運営する「求人カタログ」とは、一体どういうものなのでしょうか。



今回は「求人カタログ」の概要や立ち上がるまでの経緯だけでなく、「求人カタログ」を通してプラットインが目指す採用の在り方や新しい価値提供に秘めた想いなど、他のメディアでは未公開の内容も公開しています。



求人カタログ」を通して、あらゆる人の就職・採用のお役に立てれば幸いです。

01

プラットインが運営する求人カタログとはそもそも何なのか?

求人カタログとは、企業が持つ「採用サイト」だけを集めた、日本最大級の採用サイトのプラットフォームです。

そんな求人カタログには3つの特徴があります。

  • 様々な企業の採用サイトを多数掲載
  • 紹介文はオリジナル文章で紹介
  • 新卒・中途など形態問わず紹介

初めて就活をする学生さんでもわかりやすいよう、それぞれ順番に説明していきますね。

様々な企業の採用サイトを多数掲載

求人カタログは、他の求人サイトのように画一的なフォーマットで企業情報を掲載するのではなく、各企業様独自の「採用サイト」だけを紹介しています。

そもそも「採用サイト(リクルーティングサイト)」とは、企業が持っている「企業サイト(コーポレートサイト)」とは別に「採用だけに特化した特設サイト」のことを指しています。

各企業様が独自にもつ採用に特化したサイトであるため、企業側は型にとらわれず自由に自社の魅力を表現でき、なおかつ求職者にとっても企業の特徴をより深く理解することができると言えます。

紹介文はオリジナル文章

採用サイトの紹介文は、すべて自社(プラットイン)独自でライティングをしています。

各企業様のことを第三者の目線で客観的に分析し、採用サイトをみたときにより理解が深まるよう工夫して表現しています。

またライティング文章に関しては、サイトの方針としてネガティブな表現な極力さけて、ポジティブな面を伝えることを意識しています。

さらに、採用サイト上に掲載されている文章をそのままコピーするのではなく、求人カタログに掲載している一社一社をしっかり分析しているからこそ伝えられるものがあります。

これから就職される方には特に採用サイトと合わせて紹介文も確認し、就活に役立ててもらえたら嬉しく思います。

新卒・中途など形態問わず紹介

求人カタログでは、新卒・中途・アルバイト・在宅・インターンなど、雇用形態や働き方を問わず多様な採用サイトを紹介しています。

なぜなら求人カタログは、就活生・求職者・企業にとってなくてはならない「直接応募」をも可能にする採用サイトのプラットフォームを目指しているからです。

そして、弊社の考えとして今後の流れとして新卒一括採用の流れは、これからも残ると予想していますが、通年採用など採用形態はより多様化すると想定してからこそ、できる限りその枠組みを取っ払おうとしています。

それでは、どうしてプラットインが「求人カタログ」というサービスを展開させることになったのでしょうか。

ここからは「求人カタログ」ができるまでの軌跡を見ていきましょう。

02

なぜ求人カタログの運営をおこなおうと思ったか

求人カタログ」は、世の中になくてはならないプラットフォームの一つとして、過去の経験やノウハウをもとに、どんな求職者・企業にとっても役立つようなサービス実現のために、2017年2月に立ち上りました。

採用サイトだけを集め、まとめた求人カタログを通して、どんな企業様でも「直接応募」を増やし、オーガニック検索での(自然)流入もできるようになれば、新しい価値を提供し企業様の採用成功に少しでも役立てると思いました。

私自身、採用サイトの制作自体は、以前の会社を含めてこれまでに数多く手掛けてきました。

しかし当時、クライアント企業の採用サイトが検索経由から採用が決まったという話がないことにひっかかりを感じていました。

どんな採用サイトを作っても、結局はリクナビやマイナビといった求人媒体(就職ナビ)ありきのものではないか、と感じたからです。

もちろんナビサイト経由だとしても、企業サイトや採用サイトをみた上で選考参加を決める方は約80%ほどはいるといわれています。

なので結果として採用サイト制作には採用成功に対する効果性と影響力は十分にあると理解はしていました。

しかし従来のナビだけに頼るだけでなく、直接応募やオーガニック検索での流入といった、企業独自でも採用活動が行える方法はないものかと考えていました。

そこで、採用サイトだけを集めた新しい価値をもつサービス「求人カタログ」の事業モデルのアイディアを思いついたのです。

求人カタログのサービスは、まだリリースから期間も浅く、認知度もユーザーもまだまだかつ、改善事項も多いサービスです。

しかし求人カタログは、今後どんな求職者・企業にとってもなくてはならない採用サイトの(新しい採用の)プラットフォームとして、必ず新しい価値を提供するサービスになると確信しています。

そして、求人カタログのサービスを一つにきっかけに「直接応募」という新しい採用文化や採用手法も広がれば、弊社としては大変嬉しく思います。

03

求人カタログを通して多くの企業の採用サイトを見て欲しい

求人カタログを通して多くの企業の「採用サイト」を見て欲しい大きな理由の1つに「直接応募」があります。

各企業の採用サイトから応募する「直接応募」には、求職者・企業の双方にとって3つのメリットがあります。

掲載できる情報量の多い、企業のカラーがよりでやすい採用サイトからの応募だからこそ、

  • 他社と比較、差別化がしやすい
  • 企業理解が深まるので入社前後のギャップを双方に軽減できる
  • 長く働ける会社への就職、長く働いてくれる人材の確保を実現

といったメリットがあるのです。

Webサイトというのは、各サイトごとにコンセプトがあります。

目的やターゲットに合わせて制作するので、当然デザインや掲載内容も異なります。

たとえば、取引先に向けた「企業サイト」に求職者を誘導したときのことを考えてみましょう。

ターゲットが取引先ということは、事業内容や企業が提供するサービスなど、ビジネスパートナーとして伝えることを前提にしているところが多いのではないでしょうか。

専門的な業種であれば、同業者にしかわからないような専門用語の記載もあるかもしれません。

企業側が求職者に対して「自社での働く魅力」や「どういう働き方をしてほしいか」というメッセージはどうしても届きにくくなってしまうでしょう。

また、たとえ人材の確保ができても、「思っていた仕事と違った」「会社の方針と合わなかった」というミスマッチが起きてしまう可能性も否定できません。

だからこそ、企業サイトとは別に「採用サイト」を特設で制作し、企業の魅力をしっかりとより深く伝えていく必要があります。

最近では売り手市場の影響もあり、採用難や人材不足の傾向が今まで以上に強まっています。

採用形態も多様化しつつある中、求職者や就活生に向けた採用サイトからの「直接応募」への関心も高まりつつあります。

採用サイト内でも「新卒者向け」「転職者・中途採用向け」「アルバイト向け」など、よりターゲットを細分化した採用サイトも増えつつあることには、そういった時代の流れが影響しているのではないでしょうか。

04

現在の求人カタログの状況について

【他には一切提供していない、ココだけの情報をお伝えします】

現在の求人カタログは、まだまだ色々な試行錯誤を続けている段階ではあります。

2018年6月現在のユニークユーザー数のペースは約5万人程で、1日2000名を超える方が見るサイトとなっており、メディアとしてはまだまだ少ないかもしれません。

ただ、求人カタログを立ち上げた2017年2月当初のユーザー数は1日20名程でしたが、今から1年前の2017年6月は1日200名弱程のユーザー数にはなりました。さらに今では少しずつですがアクセス数は伸びており、2018年6月現在では1日2000名を超える方に見ていただけるようになりました(毎月伸びてはいます)。もちろんまだまだサービスに不十分な点が多く、認知度も低く、ユーザー数も少ないサービスですが、この数年以内に本当の意味でプラットフォームとなるメディアを目指しています。

<裏話>

求人カタログは、定期的に何度もマイナーチェンジをおこなってきました。ABテストなどを行い、さらにPDCAをまわしながら、少しずつ弊社が持てるリソースの限界範囲内で試行錯誤を重ねてきました。

一度は大きくシステムから1からつくりなおしましたが、(全面公開直前に様々な事情により)振り出しに戻ったケースなどもありました。さらに弊社のできる範囲の投資をした上で、上手くいかなかったこともありました。酷評されることや、社内外から責められることもあり、さらに資金面など含めて、しんどいこともありました(現在もですが(笑))。細かいことをあげれば、キリがないですが、90%以上は失敗の連続です。

もう少し求人カタログが育ってきましたら、細かいお話も共有できればと思います。

しかしながら、しんどい思いをしながらも継続し続けてきて感じることは

「まずは動きださないと、見えない世界がある。」

「まずはスピード、そして準備や試行錯誤を重ね、実行し続けること。そしてそれらの結果から改善し続けることが大事だなと。」

以上のことを強く感じています。

今後も、さらなる劇的な変化や仕掛けを予定しています。引き続き「求人カタログ」の応援を宜しくお願いします。 当コラムを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2020年卒の新卒採用活動について
2018/05/31

2020年卒の新卒採用活動について